留学TOP > アイルランド留学 > アイルランド留学ワーホリ体験談その1(1回目)
アイルランドの留学やワーホリの体験談をシリーズでご紹介します。
アイルランド第1回目は、20代女性でダブリンでワーホリをご経験されたGreenwich様からの体験談となります。今回は、『田舎すぎるアイルランド〜アイルランドの国民性は日本人に似てる?!』というテーマでアイルランドを選んでよかった点など、アイルランドの全般的なご感想についてご紹介です。
今回はアイルランドという国について、アイルランドにワーキングホリデーに来て良かったと思ったことなどについてご紹介します。
アイルランドは、妖精が暮らすと言われる神話があるほど、緑豊かで歴史深いケルト文化が息づく美しい島国。現代でも人の温もりを感じられる、人や家族を大切にする国民性を持つアイルランド人は、どこか日本人の国民性に似ているものを感じます。
私が渡航先にアイルランドを選んだ一番の理由は、アイルランド人を含めヨーロッパの人たちと知り合いになりたいと思ったからです。
アイルランドと言えば、今やEU諸国唯一の英語圏なので、ヨーロッパ各地から英語を学びに来る人、仕事を探しに来る人たちが多くいます。そう考えた時に、ヨーロッパの人と関わりを持てるのではないかと思いアイルランドを選びました。
実際にダブリンは外国人だらけです。イギリス人、ポーランド人、ルーマニア人、ドイツ人など誰がアイルランド人なのか分からないほどです。留学生としては圧倒的にブラジル人、アジア圏は韓国人の学生が多いです。
アイルランドの首都ダブリンは非常に小さな街です。中心街であれば、徒歩で全て事が済んでしまうほどの大きさです。
私は東京出身なので、街のサイズはカルチャーショックでした。こんなにも小さい街で、アイルランド人は一生を過ごすなんて、一体毎日何をして過ごすのだろうと思ったほどです。
カルチャーショックと言えば、アイルランドの天候も、日本の天候とはかなり違います。一日に四季があると言われるほど、天候が変化しやすく、年間を通して雨や曇りの日が多いです。
極端な気象はなく、地震や台風、火山などの自然災害もありませんが、日本のようにはっきりとした四季はなく、春夏秋も朝晩はなんとなくずっと肌寒く、冬はとても寒いです。
次は私がアイルランドにワーキングホリデーに来て良かったなと思った点をいくつかご紹介します。
一つ目は、パブ文化があることです。アイルランド人は何かあればすぐパブへ行きます。20代の若者も40代、60代の年配の方も、皆パブに集まり、お酒やライブミュージックを楽しみながら、永遠とお喋りをします。
アイルランド人にお喋りな人が多いのは、パブ文化から来るものではないかと思います。パブにクラスメイトや会社の同僚などと一緒に行けば、一気に仲良くなれます!
二つ目は、壮大な景観の自然です。
中心街から電車で30分ほど行けば、その美しい景色を見ることができます。
さらにゴールウェイ地方やケリー地方では、日本では見ることのできない壮大で美しい大自然を感じることができます。北海道ほどの小さい国ですので、車で東から西は2〜3時間ほど、北から南も6〜7時間ほどの距離です。
そしてアイルランドで最大の魅力的は、人です。
世界で最もフレンドリーな人種とも言われるほど、親しみやすい国民性は、外国人としてアイルランドにいる私にとって、とても居心地の良い場所です。
地方に行けば、見知らぬ人同士でもすれ違いざまに挨拶をし、都会でもバスの運転手に、お礼を言ってバスを降りるなど、人と人との繋がりを感じる文化だなと思います。
おおらかで大雑把な国民性は、電車やバスの遅れ、レストラン等でのサービスといった点で、日本人としては、考えられないようなことが多々ありますが、それでもアイルランド人の中に流れるゆっくりとした時間は、私には丁度良い文化です。
アイルランドに住んでみて、国の規模や街の大きさは全く異なりますが、相手を気遣う気持ちを大切にしたり、本音と建前の文化があったり、誘いをストレートに断れずに遠回しに断ったりと、他にも生活していて日本人と似ているなと思うことが多々あります。
そんな国だからこそ、日本人の私にとってとても住みやすいのかも知れません。