セブ島の物価
セブ島留学に興味がある方は物価が気になるのではないでしょうか。一般的にはフィリピンは物価が安いことで有名ですが、なかには高価なものもあります。どのようなものにいくらぐらいかかるのか、留学生が必要なものを中心に詳しく紹介していきます。
※ここでは全て1ペソ=約2.2円で、日本円で紹介しています。
食べ物や飲み物
留学生活で絶対に必要な食料品、飲食店を中心に紹介します。セブ島にも日本と同じようにスーパー、コンビニ、ファーストフード、レストランなどがあり、地元民向けの屋台もあります。
スーパー
1番物が安く買えるのは、日本と同じくスーパーです。例えば水500mlで20円とやはり日本よりかなり安いです。他に日本人留学生がよく買うものであれば、コーラ30円、ビール100円、ポテトチップス30円とどれも安いですね。
また、大型スーパーには日本や韓国からの輸入品も売られています。セブ島でも日本の味が食べられて便利なのですが、輸入にコストがかかるためかなり高いです。カップラーメン300円、缶コーヒー250円と2倍から3倍くらいです。1ヶ月程度ですと我慢すればいいのですが、滞在が長くなるとどうしても恋しくなって買ってしまいます。
コンビニ
コンビニは日本と同じくセブンイレブンが有名でそこら中にあります。値段も日本と同じで、スーパーより少し高い程度です。ホットスナックもあり、ホットドッグ70円、肉まん50円くらいで、日本と種類は違いますがたくさん売られています。
ファーストフード
フィリピンで1番有名なファーストフード店はジョリビーです。マクドナルドが進出している国でファーストフードのシェア1位でないのがフィリピンだけなので、フィリピン人は本当にジョリビーが大好きで、街中の至る所に店舗があり観光でも必ず1度は見かけるでしょう。商品は日本のマクドナルドと同じようなものですが、ハンバーガーの味付けが甘く、好みが分かれる味です。
一般的なハンバーガーセットが200円以下で買えます。また、フィリピン人は米を3食食べます。そのため、米とチキンのセットが1番人気でこちらも200円以下です。マクドナルドにもこのセットが売られています。マクドナルドもジョリビーと同じく店舗数はかなりあります。ハンバーガーセットが200円なので日本よりは安いですね。だいたいジョリビーより1割くらい高くそれがジョリビーの人気の理由でもあります。
他にもいろいろな国のファーストフード店がセブ島に進出していてピザやタピオカがセブ島では人気です。これらの店も輸入品を使っていることが多いので、値段はフィリピン基準ではなくその国の基準になります。例えば今人気の台湾のタピオカ屋は1杯200円、スターバックスだとコーヒー1杯300円と日本よりは安いですが、フィリピンの物価で考えると高価なものということになります。
レストラン
セブ島の地元民は屋台で食事をすることが多いのでフィリピン料理のレストランは少ないです。観光客向けか、誕生日のお祝いなどで使うレストランになるため、現地の物価からすると少し高価です。それでも日本人にとっては安く、主観にはなりますが、飲み食いして日本の居酒屋の半額程度です。少し豪華なレストランでお酒を飲み、お腹いっぱい食べても2000円ぐらいです。
また、セブ島には日本食レストランが多く進出していて、長期滞在者には重宝されます。今やセブ島で食べられない日本食は無いくらいで2018年に進出したCoCo壱のカツカレーが700円、セブ島に何軒もあるラーメン屋1杯700円、居酒屋4000円と値段も味も日本と同じです。
屋台
地元民向けの屋台ですが、滞在が長くなってくると屋台で食べられるようになる日本人留学生もいます。ローカルなエリアで人気なのはテンプラ(魚のすり身の素揚げ)20円、ゆで卵20円、しゅうまい3個20円、フィリピンのおにぎり10円くらいです。格安ですが衛生面も味も気にしない、セブ島に長く滞在し慣れた人向けです。
交通
セブ島では観光客は基本的に移動は全てタクシーです。初乗り100円、1時間乗っても1000円以下で激安なので気軽に使うことが出来ます。しかし慣れてくるとそれでも高く思うようになりタクシーを使わなくなります。
他の移動手段にバイクタクシーがあります。これは路上を走っているバイクを止めて値段を交渉する必要があるため難易度は高いですが、タクシーより割安で渋滞も回避出来るため便利です。
また、ジプニーというフィリピン独自の乗り物もあります。日本の路線バスのようなものですがバス停はなく、どこでも乗り降りすることが出来ます。路線は車体に書いてあり、土地勘が無いと分からないためこちらも難易度が高いのですが、長期滞在の留学生なら使っているのを見かけます。料金はどこまで行ってもだいたい20円です。
その他
その他、留学生が気になりそうなところを紹介します。
まず、病気の場合風邪薬程度だと薬局で安く買えます。1粒単位から売っていて、鼻水、熱止めそれぞれ20円です。大きな怪我や病気で入院や手術が必要な場合、保険が効かないと日本より高くなる可能性もあります。万が一に備えて海外旅行保険には加入しておきましょう。語学学校にもよりますが、スタッフが医者を呼んでくれて風邪薬等が無料で貰えます。
他にもTシャツ200円、映画500円、ピアス100円と挙げればキリがないくらい激安なものはまだまだたくさんあります。基本的にローカルなものは安く、外国のものは高いという認識で大丈夫です。
また、気をつけるべきこととして、タクシーや路上でぼったくりにあうこともあるかもしれません。その場合もここまで紹介してきたように金額はたかが知れています。数年前に日本人がバイクタクシーの200円の要求を拒否して銃で撃たれるというニュースがありました。安全はお金で買うこともできるので身の危険を感じたらお金で解決しましょう。残念ながらフィリピンはまだそういうところもあります。
まとめ
だいたいの物価のイメージは掴めましたでしょうか。セブ島では基本的に日本より物価が安いと思われて構いませんが、中には高いものもあるということです。相場が分かればぼったくりにあうことも減りますし、セブ島をより楽しめるようになります。事前に情報収集し、充実した留学生活にしてください。