セブ島留学のメリットとデメリット
セブ島留学に興味がある方は、セブ島での語学学校選び、英語の授業、フィリピンでの生活など色々なことが気になると思います。セブ島での留学について、セブ島に半年間留学し4年間セブに滞在されている経験者の声を元に、セブ島留学の全体的なメリット(良かったところ)デメリット(悪かったところ)をご紹介していきます。
セブ島留学のメリット
英語力が伸びる
多くの方にとって留学の根本的な目的は英語力の向上だと思います。結論から言うと、勉強すれば英語力は伸びます。
どのくらいの期間でどの程度伸びるかは当然その人次第ですが、留学して学校の生徒のほとんどが3ヶ月で英語力の向上を実感できているかと思います。これは慣れによるところが大きく、始めは英単語がなかなか出てこないかもしれませんが、3ヶ月を過ぎた頃からスムーズに英語で会話ができるようになると思います。
そのため3ヶ月以下の留学はあまりオススメしません。英語に慣れるためには最低でも1ヶ月は必要ですが、より流暢に英会話をするにはスムーズに会話ができ始めてからの勉強が大事なので4ヶ月、5ヶ月と留学されることをオススメします。
費用が安く、授業はマンツーマン
フィリピンは物価が安く、欧米に留学するのと比べると授業料、航空券代、食費など全て半額から4分の1程度の費用で留学できます。
そのため、まず3ヶ月ほどセブ島留学で基礎を固めておいて、その後欧米に留学したりワーキングホリデーに行くという人も多くいます。
授業は全てマンツーマンで、他の人のレベルに合わせる必要がなく、自分が話す時間がとても長いため大人数で授業を受けるより効率よく勉強できます。自分と講師のみの会話となるため日本人特有の恥ずかしさもなく、授業中は常に自分の時間として集中することができます。
日本人が多い
セブ島は留学先として人気もあり、日本人留学生の数も多くなってきています。語学学校もどんどん新しくできており、親子留学、IT留学、リゾート滞在など付加価値の付いた語学学校も増えてきました。就活フェアも時々開催されていて、帰国後の就職先を探すこともできます。
また、これは同時にデメリットにもなりうるのですが日本人が通うほとんどの語学学校が日本人経営か韓国人経営で、申し込みから滞在中のトラブルの対応まで日本語ですることができます。
デメリットとして周りに日本人がいると日本語で話してしまい英語力が伸びないという意見もありますが、日本人経営の語学学校を選ぶことでメリハリをつけることができるようになると思います。週30時間、40時間と英語の勉強をしているので食事の時や休日まで英語に縛られる必要はありません。半年も留学期間がある場合など授業以外では世間話をしたり、週末には他の生徒と出かけて気分転換したりと周りの日本人の存在はありがたくなります。
日本人経営の語学学校の寮の夕食も日本人に合った味付けなので、セブ島の料理が合わない人にも安心です。韓国人経営の場合は毎食韓国料理になるので苦手な方は学校選びに気をつけてください。また、日本食レストランや日系の旅行会社もどんどん増えていて、日本人にとって住みやすい環境です。
セブ島留学のデメリット
本気でない学生がいる
セブ島留学は最低1週間、10万円程度でできます。そのため、残念ながら、なかには英語の勉強が目的ではなく、ほとんど遊び目的の学生もいたりします。
日本の学生が夏休みのハイシーズンに入ると、語学学校によっては100人以上学生が増えるところもあります。そうなると、学生が増え、毎晩騒がしく元々いた学生との軋轢も生じる場合も出てきます。ハイシーズンに留学される方はご注意ください。
現地の生活が合わない
人によっては留学生活を大きく左右する問題になるかもしれません。当然ですがセブ島は日本とは大きく違います。食事ひとつとってみてもどうしても合わない人はいます。
また、フィリピン人の良く言えばおおらか、悪く言えばいい加減な性格にイライラさせられることもあります。
例えばスーパーのレジが日本と比べてものすごく遅いです。作業が遅いだけでなく従業員同士で話し始めて手が止まっていることもあります。小さなお店だと従業員が携帯をいじっていたり寝ていることさえあります。
日本クオリティのサービスを求め、このような海外の習慣のようなものが耐えられない人には向いていません。慣れてしまえば日本のように厳しすぎるルールに縛られない海外の生活は気楽です。
セブ島留学のメリットとデメリットのまとめ
セブ島留学のだいたいのイメージはできましたでしょうか。日本のサービスやマナーが特別よすぎるだけで、デメリットであげたようなことは海外ではフィリピンと言わず他の国でも見られます。それを気にされない方ならデメリットを踏まえてもメリットの方が大きいです。興味のある方は是非セブ島留学をオススメします。