ワーキングホリデーの渡航先としてオタワを選んだ理由
カナダの留学体験談第7弾りゅうすけさん(男性)の第1回目の体験談です。日本人の中ではまだなじみが薄いオタワにワーキングホリデーで渡航し、オタワでの仕事探しなどの体験を語って頂いています。
カナダはワーキングホリデーの渡航先として人気な国の一つです。皆さんはカナダの都市でワーキングホリデーを行うとしたらどの都市を始めに思い浮かべるでしょうか?
私でしたらトロントやバンクーバーが始めに出てきました。この2つは大きな都市で日本人が沢山住んでいます。
ですがカナダにまで行って日本人と過ごしたくないと考え大きな都市を選ぶのはやめました。
その中でも首都であり治安も良さそうなオタワを選びました。日本人がいないということは英語が出来ないといけないということです。
しかし私は英語で会話を取ることはできませんでした。事前にオタワ・ワーキングホリデーとインターネットで調べてみるも情報はほとんどありませんでした。渡航先として選んだものの実際にやっていけるか正直不安でした。
それはやはり英語。
大学まで英語は授業の中で学習していました。しかし海外渡航歴はゼロであり、英語を話す機会はめったにありませんでした。
いざ入国審査へ
そんな不安を抱えながらいざカナダへ。
最初の難関の入国審査へ向かいました。
カナダは移民が多い国のためか入国審査はとても厳しく感じました。そして入国審査官にはかなりの質問をされました。英語ができないので、何回も質問を聞き直しどうにかカナダへ入国完了。
しかしワーキングホリデービザ取得のために移民局へ連れてかれもう一度様々な質問をされました。しまいには、間違った期間でのビザを渡されそれを訂正するため必死に英語を話す私。入国してビザを受け取るだけなのに慣れないせいかとても汗をかいたのを覚えています。
今考えるとよくあの状態でカナダへ渡航したなと思います。
ここで皆様にお伝えしたいのが、必ずワーキングホリデービザを受け取った後に、ビザの期間や日数を確認してください。空港を出てしまうと間違っていたものを訂正するのは難しくなってしまいます。
空港を後にした私はホームステイをすることになっていたのでホームステイファミリーの家に向かいました。
人生初のホームステイ
海外に住むには様々な方法があると思います。私は海外の文化を一番身近に知れるのではないかと考えホームステイを選びました。
ドキドキしながらホームステイファミリーの家に付き挨拶を交わしました。ホストマザーが家のルールやダウンタウンへの行き方などを説明くれますが何もわかりません。
何を言われてもとりあえずイエスと答えましたが、理解出来たのはほんの10%。これが私の実力かと思い失望したのを覚えています。
そんなこんなで一日目が終わりました。
仕事探し
数日が経過し、本来の目的である仕事探しを始めました。オタワでは日本人経営のレストランは私が知る限りないと思います。アジア系のレストランは多いですが、基本はチャイニーズ系のレストランです。
どうせ働くならカナディアンと勤務したいと思い、スターバックスやカフェテリアにレジュメを配ることにしました。
基本的に直接お店に伺いレジュメを配布するも受け取ってすらもらえぬ日々が続きだいぶ気持ちもめげました。それもそのはず、スタッフからなにか聞かれても、何をゆってるか聞き取れず帰ってくれと毎回言われてしまう始末。
そんな事が二週間ほど続きました。
そんなある日カナダではお馴染みのウェブサイトkijijiにとあるラーメン屋の求人が募集されていました。しかも英語が使えるウエイターのポジションです。私は「カナダでラーメン屋か、、」と思いながらもウエイターならお客さんと会話ができるしいいやと思い申し込み面接に望みました。
いざお店につくと、従業員は皆カナディアン。
オーナーと面接をしましたがすべて英語。何度も聞き返すも聞き取れず面接後「また落ちたな、、」と思いながら家に向かいました。
仕事が見つかった!
その数日後お店から電話があり、結果はトレーニングをまず行ってみようということでした。しかし私のポジションはディッシュウォッシャー。名前の通りひたすらお皿を洗うだけだそうです。
オーナからは英語的にサーバは無理だけど、ディッシュウォッシャーで良ければトレーニングからだけどどうかなと言われました。お金に余裕もなかったため、即決し翌週からトレーニングが可能となりました。
渡航後2週間でようやくトレーニングですが仕事を見つけました。しかしディッシュウォッシャー。。どうなることやらですよね。
ちなみにカナダではディッシュウォッシャーの他にも、レストラン等で年齢確認やガードマンをする仕事や、清掃のみを行う仕事など役割ごと仕事が分けられています。日本と違って面白いですよね。
このトレーニングをクリアして雇ってもらえれば良いのですが、、ここでの疑問はディッシュウォッシャーにトレーニングなんて必要なのかな?って私は思います。だって名前の通りお皿を洗うだけじゃいですか、、
次回の体験談では実際に勤務が始まりカナディアンとの仕事や生活についてもっと詳しく書いていきたいと思います。