バンクーバー留学はここが楽しい!だけど大変なことも・・

バンクーバー留学はここが楽しい!だけど大変なことも・・・

カナダの留学体験談第6弾A.Tさん(女性)の第3回目の体験談です。バンクーバーで楽しかったこと、そして大変に感じたこと、思っていたより違っていたことなどバンクーバー留学で感じた色々な感想をご紹介頂いています。

こんにちは!私は大学4年生で、卒業までの約半年、カナダのバンクーバーに語学留学に来ています。

バンクーバーで2か月ほど生活した今、どんな事が楽しくて、どんなことが大変だったのか、日本の皆さんにお伝えできればと思います。また、カナダは先進国なので、生活に必要なものは基本的に手に入ります。それでもカナダにいると、日本とは違うなと思う事はあります。私がカナダ留学をしている中で楽しいと感じたこと、大変だと感じたこと、そして想像とのギャップを感じた出来事などについてシェアしたいと思います。

バンクーバーで楽しかったこと

日本にいるときとは違う自分になれた

カナダにいると、日本にいるときよりも開放的かつ挑戦的な気持ちになって、ここでしかできない経験をしよう、と思うようになりました。語学への挑戦はもちろんですが、その他のことも挑戦しようと思うようになりました。

私は高所恐怖症だった力のですが、有名なキャピラノ吊り橋というかなり高い吊り橋に行ってきました。絶対行きたくないと思っていたのですが、思いの他楽しむことが出来て、苦手を克服できたので楽しかったです。これから冬を迎えるので、次は苦手なアイススケートに挑戦しようと思っています!

様々な国の人と出会えた

カナダは移民の国とよく言われますが、バスや電車の中を見渡していると、アジア系・ヨーロッパ系・南米の国の人など、本当にいろんな国の人がいて面白いなと思います。

街中でこんなにいろんな国の人がいるのは珍しいと思います。カナダの人たちはお互い知らない間柄でも話しかけてくることがあって、電車の中で話しかけられた見知らぬ女の子と仲良くなって連絡先を交換し仲良くなったこともありました。語学学校にもいろんな国の人が集まっているので、それぞれの国の文化について教えあうのがとても楽しいです。

自然を感じられた

これはカナダならではの楽しみではないかと思います。公園やビーチがダウンタウンからほど近いところにあるので、気軽に心休めることができます。ダウンタウンからバスで10~15分のところにスタンレーパークという有名な公園があり、そこでウォーキングをしたりしています。楽しいというよりはリラックスできるという感じですが、心身ともにリラックスできるのでカナダの好きなポイントの一つです。

自分の生活を作る楽しさを感じた

これはカナダには限らないかもしれませんが、留学期間が数か月に渡ると、スーパーマーケットに行って日用品を買ったり、時に料理を作ったり洗濯したりといった「生活」をすることになります。

私は実家を離れるのが初めてだったので、自分で身の回りのことをするのは少し大変でしたが、カナダで快適に過ごせるように自分の生活をデザインするのが楽しいです。私は朝ごはんを自分で買ってきたフルーツにしたり、週に一回ヨガをしに行ったりしています。

バンクーバーは自然が多く楽しいです

バンクーバーで大変だったこと

新しい環境に慣れるまで時間がかかった

私は新しいこと好きなタイプで未知のことに挑戦するのは基本的に好きなのですが、転校やクラス替えなど環境が変わるのは苦手なタイプでした。最初の1週間は時差ボケがひどい中、ホームステイ先にも慣れないうちに学校に通って新しい人にたくさん会わないといけなかったので、最初は精神的にも肉体的にも疲れを感じました。

シャワーが短い

ホームステイ先や寮などにもよりますが、私の家は1日5分までという決まりになっています。10〜15分が平均的なシャワーを浴びれる時間なのではないかと思います。私は日本では長風呂をするのが好きで1日30分ほどかけていたので、個人的には大変でした。湯船につかる習慣もないので、時々ゆっくり湯船につかりたいなと思います。

自分の趣味が気軽にできない

これは本当に個人的なことなのですが、日本でよくカラオケに行っていたのでカラオケに気軽に行けないことが私にとってはストレスでした。幸いにもカラオケ屋はバンクーバーにありますが、日本と比べてかなり値段は高かったです。

また、カラオケの機械自体も使い方も違うので慣れるまで少し不便に感じました。日本の曲を多く導入しているカラオケでも、日本での人気曲がないことがあります。日本がカラオケ大国であることを改めて実感しました。日本のカラオケが恋しいです。私の場合はカラオケでしたが、カラオケに限らず、自分の趣味が思うようにできないと不満を感じることがあるかもしれません。

バスの本数が少ない

住む地域によるとは思うので、あくまでも私の体験談と思っていただければ幸いです。私の住む地域はダウンタウンから少し離れていて、交通の面で不便なことがあります。私が一番よく使うバスは日中も1時間に2本の運行で、最終のバスは21時過ぎです。土日の運行はありません。バンクーバー市街地にはナイトバスが走っているようなのですが、私の住む地区はナイトバスがありません。21時以降は他のバスを使って帰るのですが、バスの本数がとても少ないです。夜のバス停は暗くて少し怖かったので、最初慣れるまでは大変でした。

バンクーバーには日本食レストランが多い

思っていたことと違う出来事

物価が高い

元々の物価も高いと感じます。なかなかイメージが付きにくいかもしれませんが、私のある日の買い物でいくと、スーパーに行ってキウイ5個・バナナ5本・ミニトマトの少し大きめのパックを買って約12ドル(約1000円)でした。

もう一つ私が物価が高いと感じる理由は消費税にあります。カナダは州によって消費税率が異なっています。私がいるバンクーバーのあるブリティッシュコロンビア州は、12%の消費税がかかります(記事執筆時)。税制度は少し複雑で、カナダ一律の税+州ごとの税率という形になっています。基本的には食品は州ごとの税率がかからないのでそこまで高いとは感じませんが、日用品などその他の商品は基本的に日本より少し高い印象を受けました。

日本食レストランが本当に多い

日本食レストランが多いというのは事前に調べていて知っていたのですが、それでも多いと感じました。特にカリフォルニアロールなどの”SUSHI”は現地の人々にも人気があるので寿司レストランがたくさんあります。中には日本風の握り寿司のお店もあります。ダウンタウンにはラーメン屋さんもたくさんあります。私の通う語学学校の隣には日本の居酒屋があって驚きました。日本よりは多少高いですが、日本食には困らないと思います。

店員さんの接客が基本的にのんびりしている

カナダでは店員さん同士立ち話をしたり、接客中の飲みものを飲んでいたりするのが当たり前です。カフェやレストランなどでも、立ち話をしていてオーダーを聞きに来なかったり、自分より後に頼んだ人のメニューが先に出てきたりします。

私は友人がネイルサロンに行くと言っていて、すぐ終わると思い一緒に待っていたら作業がかなりゆっくりだったため施術に3時間半かかっていました。友人の母国では1時間以上かかることはないと驚いていました。

いかがでしたでしょうか?私はバンクーバーに来るまでに2度、2週間の短期留学(アメリカ・スイス)を経験し2度の海外旅行も行ったことがありました。しかし、海外で生活することは2週間の短期留学や旅行と違いとは違い自分の生活を作り上げる面白さがありました。特にカナダは物がそろっている分挑戦しやすい国だと思います。ぜひ皆さんにもカナダ留学を考えてみてください!

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A.Tさん(女性)

  • A.Tさん(女性)
  • 大学在学中に半年間バンクーバーの語学学校に留学。バンクーバー留学中にこの体験談を執筆しリアルな体験談を心がけてくれています。

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