日本からアイルランド・ダブリンまでの飛行機での行き方と時間と費用目安

ロンドン経由

日本からロンドンまでは、ブリティッシュエアウェイズ・JAL・ANAの3社が直行便を運航しています。

ブリティッシュエアウェイズ

ロンドン経由で一番の候補となるのが、ブリティッシュエアウェイズでしょう。ブリティッシュエアウェイズは羽田から、イギリスのロンドンまで直行便を就航させています。

※2019年には関西空港からもロンドン直行便が就航しましたがコロナで運休し、現時点で運航再開は未定です。

まずは一旦ロンドンまで行き、ヒースロー空港ターミナル５でダブリン行きの便に乗り換えます。

ブリティッシュエアウェイズの多くの便はヒースロー空港ターミナル５での乗り継ぎとなるので、ターミナル間移動が無く便利です。※ただし、エアリンガスの便へ乗り継ぎとなれば、ターミナル間移動が発生します。

ロンドンまでは、約15時間。そして、ロンドンからダブリンまでは、約1時間30分かかります。途中乗り継ぎ時間がどのくらいかかるかにも寄りますが、日本からの飛行時間は、合計約16時間30分となります。

恐らく日本からだとパッと思いつきやすいルートだと思います。

■ 目安料金（往復）

羽田からダブリンまでのブリティッシュエアウェイズの目安の航空券運賃は、約22万円～約32万円となっています。

JAL

ロンドン行きとして次に候補となるのが、JALになると思います。

JALは羽田から1日2便ロンドンヒースロー空港へ直行便を運航しています。深夜便を利用すれば、エコノミークラスでも羽田のサクララウンジも利用できたりしますよ！

飛行時間はブリティッシュエアウェイズとほぼ同じ約15時間です。

JALはブリティッシュエアウェイズと同じワンワールドに加盟しているので、ヒースロー空港からはブリティッシュエアウェイズの便に乗り継ぐことができます。

ただ、JALはヒースロー空港のターミナル３に到着する為、ブリティッシュエアウェイズ便を利用する場合は多くの場合でターミナル5への移動が必要となります（※エアリンガスコードシェア便はターミナル２）

■ 目安料金（往復）

羽田からダブリンまでのJALの目安の航空券運賃は、約26万円～約40万円となっています。

ANA

ロンドン行きの便としてはANAも候補になります。

飛行時間もブリティッシュエアウェイズやJALと同じような時間がかかります。

ただ、ANAはスターアライアンス加盟の為、ロンドンで乗り継ぐ場合はうまく乗り継げる便があるかわかりません。それよりも恐らく後程ご紹介するヨーロッパ経由の方が便利だと思います。

ANAのロンドン直行便を利用してロンドンでうまく乗り継げる便が無い場合は、ロンドンで一度イギリスに入国して、ブリティッシュエアウェイズやエアリンガスといった便に別旅程として乗り継ぐ必要が出てきます。

■ 目安料金（往復）

羽田からダブリンまでのANAの目安の航空券運賃は、約32万円～約52万円となっています。

中東経由（アブダビ・ドバイ・ドーハ）

ここ数年多いパターンが、中東経由です。とくにエティハド航空は料金が良心的だったりもしますので、パターンとして良く利用されるルートになってきました。

エティハド航空（アブダビ経由）

日本からは成田と関空からアブダビまで直行便が出ていますので、アブダビ乗継となります。アブダビまでは約12時間、アブダビからダブリンまでは約8時間30分ですので、日本からの飛行時間は約20時間30分となります。

コロナ前までは名古屋発のエティハド便もありましたが、今の所再開は未定です。

■ 目安料金（往復）

成田からダブリンまでのエティハド航空の目安の航空券運賃は、約14万円～約28万円となっています。

エミレーツ航空（ドバイ経由）

中東経由パターンの2つ目として、ドバイ経由のエミレーツ航空というルートもあります。こちらは成田・羽田・関空から出ています。

ドバイまでは、東京から約11時間30分、ドバイからダブリンまでは約8時間となっています。

■ 目安料金（往復）

東京からダブリンまでのエミレーツ航空の目安の航空券運賃は、約20万円～約35万円となっています。

カタール航空（ドーハ経由）

中東経由パターンの3つ目として、ドーハ経由のカタール航空というルートもあります。こちらは成田・羽田・関空から出ています。

ドーハまでは、東京から約12時間、ドーハからダブリンまでは約7時間30分となっています。

羽田からの場合、カタール航空便ではありますがJALの機材を利用してドーハまで行くことになります。

■ 目安料金（往復）

成田からダブリンまでのカタール航空の目安の航空券運賃は、約22万円～約39万円となっています。

ターキッシュ（イスタンブール経由）

ANAなどスターアライアンスを中心に検討されたい方は、トルコのイスタンブール経由でターキッシュ航空を利用する経由便も利用可能かと思います。

東京からイスタンブールまでは約13時間、イスタンブールからダブリンまでは、約4時間40分かかります。

■ 目安料金（往復）

羽田からダブリンまでのターキッシュ航空の目安の航空券運賃は、約18万円～約32万円となっています。

ヨーロッパ経由（ロンドン除く）

アイルランドはヨーロッパにありますので、ヨーロッパからの乗り継ぎもまた便利です。

パリ経由

日本からだとエールフランス航空のパリ経由が便利かと思います。エールフランスは、成田・羽田と関空から直行便が出ています。

パリまでは、約15時間。パリからダブリンまでは、約1時間40分かかります。

■ 目安料金（往復）

東京からダブリンまでのエールフランスの目安の航空券運賃は、約20万円～約32万円となっています。

フランクフルト経由

羽田からANAまたはルフトハンザ、または関空からルフトハンザでフランクフルトまで行き、フランクフルトで乗り継いでダブリンまでという行き方もできます。

羽田や関空からフランクフルトまでは、約15時間。フランクフルトからダブリンまでは約2時間です。

■ 目安料金（往復）

羽田からダブリンまでのルフトハンザの目安の航空券運賃は、約23万円～約37万円となっています。

ヘルシンキ経由

羽田からJALまたはフィンエアー、または関空・中部セントレアからフィンエアーでヘルシンキまで行き、ヘルシンキで乗り継いでダブリンまでという行き方もできます。

羽田・関空・中部からヘルシンキまでは、約13時間。ヘルシンキからダブリンまでは約3時間30分です。

■ 目安料金（往復）

羽田からダブリンまでのフィンエアーの目安の航空券運賃は、約19万円～約38万円となっています。

その他ヨーロッパ経由

その他にヨーロッパ経由便ですと、スイス航空（チューリッヒ経由）・KLMオランダ航空（アムステルダム経由）といったパターンも考えられます。

また、ヨーロッパはLCCのネットワークが発達していて、ダブリンはライアンエアーも多く便が飛んでいますので、ヨーロッパの主要都市に一旦到着してからLCCに乗り換えてダブリンまで行くという手法も考えられるかと思います。

アジア経由はあるか？

アジア経由便ですが、コロナ前まではキャセイパシフィック航空が香港ーダブリン直行便の運航していました。キャセイパシフィックは、東京・大阪・名古屋以外にも福岡や札幌にも就航していますので、キャセイパシフィックを使うと非常に便利でしたが、現時点では運航していません。

また近々アジアのエアラインがダブリンまで直行便を就航させる時を心待ちにしておきたいと思います。

ダブリン空港への到着

ダブリン空港の到着の様子とダブリン空港からダブリン市内へ向かうバス乗り場への案内している動画をアップしています。以下の動画で実際のダブリン空港の様子など確かめてみてください。

まとめ

アイルランド・ダブリンまでの飛行ルートパターンを以下のパターンでいくつかご紹介してきました。

• ロンドン経由
• 中東経由（アブダビ・ドバイ・ドーハ）
• ヨーロッパ経由（パリ・フランクフルト・ヘルシンキ・チューリッヒ）
• ヨーロッパのLCC利用
• アジア経由（現在無し）

移動にかかる時間としては一番短いのは「ロンドン経由」になると思います。

理由としては、ヒースロー空港からダブリンまでの便数が多いので、ロンドンでの待ち時間が短く済む可能性が高いという点です。もちろんほかのヨーロッパの都市で乗り継いでタイミングの良い乗り継ぎ便があればそちらも候補になるかと思いますが、飛行時間をできるだけ短くしてダブリンまでと考えられている場合は、ロンドン経由がお勧めです。

料金が安いという観点でいうと、「中東経由」が候補になるかと思います。

飛行時間が長かったり、乗り継ぎ時間もあまり良くない場合もあったりと時間は多少かかりますが、ドーハ・ドバイ・アブダビなどからダブリンへの直行便も多く出ていますので、時間がかかる分、予算重視であれば中東経由をお勧めします。

もちろん、個々のケースに応じてセールなどで航空券の値段も変わってきますので、その時々で実際の航空運賃を比較したうえでご検討ください。