オタワの治安について気を付けておくべきこと
留学やワーキングホリデーで人気のカナダですが、その中でもオタワで留学やワーホリしようと思う場合、オタワはそもそも安全な町なのか、危険な目にあう事はないのか、といった点も気になってくると思います。
日本は世界でも有数の治安の良さを誇り常日頃から危険な目に伴うことはないでしょう。ですが、オタワだけでなく海外へ留学や旅行するとなると危険な目に合う確率も日本よりは高くなります。
そこで、オタワで一年間ワーキングホリデーとして渡航された経験者から伺った話を元にオタワの治安についての注意点や避けたい地域などご紹介したいと思います。このページを読み進んで頂ければオタワの治安についてご理解頂けると思います。
オタワの治安状況
2017年に行われたカナダ国内の調査ではカナダにある街の中で、オタワは治安の良い街の一つに挙げられています。
カナダはアメリカとは違い銃の保持は認められていません。そのためアメリカと比べ圧倒的に治安は良いです。またオタワは政府機関があり政府に勤めている人を始め高所得層が他の街に比べ多いです。そのため他の街に比べ治安は良いです。
しかし注意すべき点はたくさんあります。
また実際にトロントにも住んでみて、トロントとオタワを比較すると、トロントはホームレスやドラック、アルコール問題が見られる人々がたくさんいます。特にダウンタウンや低所得エリアにはこのような人たちがたくさんいます。
トロントに実際に住んだ経験も踏まえて、オタワの治安の悪い場所を上げていきたいと思います。
オタワで避けるべき場所
先程述べたようにオタワはカナダの中でも治安が良く安全に暮らせる街です。しかし、いくつかのエリアは治安が悪くあまり住むのにオススメをしません。
チャイナタウン
オタワで一番治安が悪く、ホームステイやシェアハウスでチャイナタウンに住むことを考えている人にはオススメはしません。
チャイナタウンでディナーのため車を止め戻ったところ、車の窓が壊されていて全て盗まれていたという事も聞いたことがあります。
それに比べ家賃は他のエリアに比べとても安く、ダウンタウンにも近く立地は良いです。しかし先程述べたように車上荒らしが多発している場所になります。
サウスキース
サウスキースはダウンタウンから約40分ほどの地域になり、オタワ空港にも近い場所になります。
サウスキースでは違法で銃を所持している人々が多く治安の悪い地域の一つになります。また昨年銃の勃発事件も発生しています。なぜ銃所持者が多いかというと、ギャングが住んでいるからです。政治的組織との絡みもあり警察が取り締まれない状況にもなっているそうです。
サウスキースは大きなショッピングモールやレストラン、銀行など住む上では便利ではありますが、先程も述べたように治安はあまり良くありません。
ダウンダウン
オタワに留学やワーホリで訪れる際には必ず立ち寄るダウンダウン。ダウンダウンは浮浪者やアルコール中毒やドラッグ中毒の人々がたくさんいます。
彼らは基本的には罵るような会話をしながら、大麻やお酒を飲んでいます。ですが警備員がそれぞれの場所で常駐しています。
何かあれば警備員が対応はしてくれます。また基本的には関わらなければ彼らは何もしてきません。しかし夜は一人で出歩かないようにしましょう。
オタワの治安のまとめ
カナダは日本に比べ銃の所持やドラック、アルコール問題が多発しています。日本のように生活していると犯罪やトラブルに巻き込まれる可能性もゼロではありません。
ですが、普通に過ごしていれば特に危険な目には合う事は、オタワではないと思いますが、先程挙げたような少し避けた方が良いと思われる地域もあります。
またホームレスシェルターが存在し政府からの援助で暮らしている人もいます。日本とは違った文化も存在します。
海外では自分の身は自分で守るのが鉄則です。何かあってからは遅いので、危険を感じるとこへは行かない、夜は出歩かないなど行動には気をつけましょう。