オタワの春夏秋冬の気候の特徴に合わせた服装は何を準備すればいい？

オタワの気候の特徴

まずはオタワの気候の全般的な特徴を簡単にご紹介します。

オタワはカナダの東海岸に位置するカナダの首都です。オタワは日本と同じく春夏秋冬と四季があります。春は例年4月半ばから5月末までになり、6月から8月の末まで夏になります。9月から11月の半ば頃までは秋になり、12月を迎えると本格的な冬が到来します。

オタワの春の気候と服装

春は例年4月半ばから訪れます。しかし、5月までは雪がちらほら降っていたりします。ですので日本の春のような気候を想像した服装をしますと、とても寒いと感じると思います。

4月の日中の平均気温は５度から10度前後になります。朝晩は5度から0度まで冷え込むこともありますので、春先は日本の冬と同じような気候になります。

4月はコートやセーターはまだまだ必須になります。

5月を迎えますと比較的温かくなります。日中は平均気温も15度ほどまで上が徐々に暖かくなってきます。

しかし朝晩はまだ肌寒いので羽織りものがあると良いでしょう。4月から5月まではまだ寒く、コートやセーターがまだ必要になります。また春先は雪や雨も降りますので、ブーツがあると良いでしょう。

オタワの夏の気候と服装

6月を迎えると一気に日が長くなります。そして気温もかなり上がり平均気温も25度を超えます。服装としてはTシャツ、短パンで過ごせる気候です。

日本の夏と比べると比較的過ごしやすいのが特徴です。

最高気温も30度前後で湿度は比較的低いのが特徴です。ですので、夏はとても過ごしやすく良い気候になります。

しかし気をつけて欲しいのが紫外線です。紫外線がとても強く、肌にはとても悪いです。日焼けやシミを気にする方は、日焼け止めをこまめに塗ることをお勧めします。

またカナダは高緯度に位置している国のため、太陽は夜の9時頃まで出ています。カナダ人にとって夏はとても短いのでたくさんの人が夜中まで街へでて遊んでいます。

カナダ人曰く夏は全力で楽しむのがモットーだそうです。子供から大人まで太陽が沈むまで外で遊んでいます。

オタワの秋の気候と服装

9月を迎えると一気に気温も低くなり朝晩はジャケットが欠かせなくなります。ですが日によっては日中は20度を超え日差しが強い日もありますので体調管理が大事になるります。

9月の平均気温は15度前後です。ですが10月になると気温も徐々に下がり10度前後になります。

留学でオタワへ10月頭に渡航した時はすでに朝晩は寒く日本のダウンジャケットを着ていたという方もおられます。

オタワの秋はとても美しく、様々な場所で紅葉を楽しめます。

オタワから車で1時間以内に位置するガティノパークは広大な面積を誇る公園になっています。例年秋にはたくさんの観光客が紅葉を見に訪れるスポットですので是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

11月になるとカナダ人はまだ秋と思っている人も多いですが、日本人の感覚からすると既に冬といったところだと思います。

気温は5度前後まで冷え込み、日本の冬のような気温になります。ですので日本の冬と同じ服装で良いかと思います。

オタワ冬の気候と服装

オタワの冬は長いです。12月から4月までは基本的に雪が降り気温もマイナスに達します。この期間にオタワへ渡航する方は日本から持参するコートやブーツは通用しません。オタワでブーツやコートを買うことをお勧めします。

オタワ市内には沢山のショップやスポーツ店があります。中には−40度まで耐えれるブーツやコートも販売されており値段もリーズナブルな価格です。

ワーキングホリデーでカナダにいた方も実際にカナダでブーツとコートを購入したという事もよく聞きます。コートはとても温かくTシャツ一枚にコートを羽織っても大丈夫といった具合です（男性のお客様談です）。

ちなみに12月の気候は−5℃前後とそこまでは寒くないですが、15時を過ぎると太陽は沈み街は暗くなります。ですので基本的に冬はカナダ人はみんな家で過ごします。

年を越し1月、2月は本格的な冬の到来です。平均気温は−15度から20度前後になってきます。

最も寒い日は−40度まで達することもあり、ここまでくると外でバスを待つことすら出来ないほど寒くなります。

ワーキングホリデーでオタワに渡航していた方の話ですが、仕事の後、家に帰るためにバスを待つことがありオタワのバスは日本のように時間通りに来ないことも多いとか。そこで、冬は30分ほど−40度の中でバスを待つ羽目になったという事もあったそうです。

留学、特にワーキングホリデーは一生に一度の経験となってきますので是非冬のオタワも体験してみるのも面白いのではないでしょうか。

なお、ギネス記録にも認定されている世界一長い自然のスケートリンクもオタワに存在します。夏はリード運河として知られていて、オタワの観光地となっています。冬は運河全体が凍りスケートをする事ができます。

カナダ人の学生は冬になると通勤や通学をスケートで行っている人もいます。バスよりスケートの方が通勤時間が早いそうです。

まとめ

今回はオタワの一年間の気候と服装について紹介しました。夏の最高気温と冬の最低気温を比べると想像も出来ないほど大きな温度差が特徴的な街オタワですが四季折々で様々な景色が楽しめます。

オタワへ留学やワーホリで渡航する方は是非１年間過ごしてみてはいかがでしょうか。