アメリカでの食生活と食べ物について、合わない場合どうするか
アメリカの留学体験談第3弾デイジーさんの3回目の体験談です。アメリカで食事をする場合、日本と食生活や食文化が違うので、合わないと感じることも出てくると思います。その場合の対応方法や、外食時の英語の使用について体験談を紹介してもらっています。
日本食をいくつか持参しよう
前回、通っている語学学校が管轄する寮で滞在していたと述べましたが、寮で過ごす滞在費や食費などの実費は、全て自分で負担することになります。
アメリカの物価はとにかく高いです。値段をきちんと確認しないで購入すると、会計の時に驚くような金額になります。アメリカで生活するには金銭管理が何より重要になります。
もし食費を抑えたいなら、ある程度日本食品を日本からいくつか持参するのが良いです。今では100均にふりかけやお茶漬けの小パックなどが販売されているので、外食などで胃が持たれたり、調子が優れない日はそれらをアメリカに持ち込んで、ご飯と一緒に食べていました。
炊飯器は用意されてなかったので、鍋でご飯を炊いてました。何かと新しい土地では不安が尽きることのない日々が耐えなかったですが、留学先に親しみ慣れた味の日本食品を、ふと日本が恋しくなった時に、飲んだら心が落ち着きました。
現地でお勧めホールフーズ
また、現地での食材調達におすすめのスーパーは「Whole foods Market」です。
オーガニックの牛肉や、新鮮な野菜や果物に限らず、実に豊富な食材が取り揃えてあります。中でも気になったのがスイーツです。よく目にしたのがカップケーキ、恐らく着色料でつけたカラフルなホールケーキ、ケーキポップ、キャラメルアップルなどです。
グルテンフリー食品もお勧め
試しに買って食べたことがあるのですが、まるで砂糖を丸かじりした感触と、物凄い甘さでした。見た目が可愛いので、思わず買ってしまったのですが、これを食べ続けたら、身体に悪影響なので、もし甘い物が好きな場合はグルテンフリーのスイーツを食べてみてください。
私が滞在中に発見したグルテンフリーのスイーツは、「Nothing bundt cake」のバントケーキです。ケーキは卵と牛乳、大豆と小麦が含まれていて、グルテンフリーなフレーバーは、一部の店舗のみしか扱っていないそうです。
先程グルテンフリーの話をしましたが、グルテンとは小麦粉などで、日本人にはこのグルテンを分解する能力が足りないらしく、粘土のように腸にへばりついて、体調が優れなくなるようです。
そしてアメリカでは、多くのグルテンを含んだ料理ばかりです。代表的なのが、パンケーキ、ピザ、パスタなどです。つまり、アメリカ人の食は、日本人の食に合わない物が多く、あまり外食ばかりしていると、消化されずに体調を崩してしまいます。
身体の造りが違うので、当然かもしれませんが、アメリカでの食生活で食費を抑えて体調を維持するためにも、自炊と外食、もしくは、グルテンフリーの食べ物を意識して食べるようにするなどを心がけることが大事です。もしくはファーマーズ・マーケットや、オーガニックマーケットも数多く開催されていて、沢山の方がマーケットに足を運んでいました。
アメリカの食文化は、ジャンキーな食べ物などの嗜好品を好む人もいれば、オーガニックに拘る人など両極端ですので、自分にあった食生活を送ってください。
外食ならSUBWAY
そして、外食をよく行く方はハンバーガーばかりだと、やはり栄養が偏ってしまいがちです。
外食で英語の練習にもなって、選べば、野菜も多く取り入れられるのがSUBWAYです。但し、SUBWAYは、パンに挟む具材や、パン自体も種類が実に種類が豊富で、初めての方には選ぶのにも戸惑い、店員とのやりとりにあたふたする方も多いかと思われます。
かくいう私がそうで、英語の発音に自信がない時は、指差しで済ましていた事が多かったです。
ですが、SUBWAYでは、全部自分で選んでオーダーしなくてはなりません。友人に誘われて初めてSUBWAYを訪れた際はてっきりメニュー表があるかと思えば、着いてからそうでないと知りました。列に並ぶとちょうどお昼時で、次の方もいるので店員が次々と尋ねてきて戸惑って何も答えられずにいると勝手にチーズなどの高額な物を追加されました。
ネイティブの圧倒的な英語のスピードの速さに完全に置いてけぼりで、注文が全くできませんでした。この時語学学校の先生達は生徒に合わせて英語のスピードを調整してくれてたんだと感じました。
確かに授業ではある程度聞き取れても、休憩時間の時とか雑談している先生の英語が普段と違って聞き取れないことがありました。
SUBWAYで注文する時に聞かれたのはパンの種類、サイズ、チーズ、キュウリやトマトなどの野菜や、ハム、ベーコンなどの肉類、ドレッシングの追加を聞かれます。そして最後にレジで支払うときにドリンクとサイドメニューの有無を聞かれます。
チーズは高めなので、入らない方は抜いてもらうようにお願いした方が良いです。ですが、温めてもらうこともできるので、焼いたチーズが食べれてチーズ好きにはたまらないです。
私は、英語でネイティブと話すだけで変に緊張してしまい、その時はまともに注文もできずに落ち込みました。ですが、慣れてくると注文の流れも掴んできてだんだん落ち着いてやりとりできるようになり、自信に繋がりました。
SUBWAYはまさに英語力と胆力を鍛えるのに、最適な環境でした。慣れないうちは敷居が高いですが、英語の練習にはうってつけです。ただやはり、初めての方にはハードルが高いのである程度英語力をつけてから、自分の英語がどこまで通じるか試すにはちょうど良い場所だと思います。
身体を整えながら自分にあった英語環境を探してみて下さい。
日本食をいくつか持参しておくのは、非常に良い対応だと思いますので、日本で買えるもので日持ちする物は持参していくようにしてみましょう。その場合、アメリカへの持ち込みが制限されてないかもチェックしておくと安心です。サブウェイなどのお店で注文するのは英語のトレーニングにも役立ちますので、積極的に利用してみましょう。