インターナショナルハウス・ロンドンのレビュー・評価（神奈川 M.H様）

時差の関係もあるのですが、手続きの際の返信が遅かったです。Teacher Training コースは面接などもあり、受講が決定するまでに時間がかかります。

１か月半前に手続きを開始したのですが、ギリギリの手配になってしまいました。電話面接の予約をするのも１週間後しか空いていないということで、どうすることもできない時間がありました。

また飛行機の到着時間が早朝で、滞在先にも連絡しているから大丈夫ということだったのですが、連絡しておらず、滞在先の門の前で待つことになりました。

私が受けたTeacher Training コースは４週間の間にAssignment４つ、実際に生徒に教えるnon-observation class（tutorが参観しない）が４回、observation class（tutorが参観するので３種類の指導案もつけなければならない）が４０分×６回と６０分×２回、プロの先生を参観する授業が４時間、自分でビデオを参観するのが２時間をクリアすることが必須でした。

１日の流れは午前中にtutorからデモ授業を受け教え方など理論を学びます。その後次の日の授業の打ち合わせ。午後は実習です。かなりハードな日程でしたが、教師陣の質はかなり高いです。スマートボードとホワイトボードを使いこなし、生徒のニーズ、強み弱みを活かした授業を展開します。

そんな教師陣から参観され直にアドバイスをもらえるので、授業力は確実についていきます。ただ一度でも休んだり、ドロップアウトしたらもうついていけないと思います。

立地は周りにお買い物エリア、レストラン、かなり色々なものがあり、楽しめると思います。ただ中心部にあるので朝夕のラッシュはきついです。

私はコースについていくのが精一杯で、いつも図書館でしたが。図書館は土曜日も空いており、パソコンや席数は問題ないのですが、生徒に配るワークシート代などは自己負担でした。２０ポンドはスチューデントカードにチャージされているのですが、それで足りた人はいませんでした。

またAssignmentを書く際の参考文献が少ないので困りました。文法書を２冊持って行ったので助かりました。授業は主にスマートボードを使い、サブでホワイトボードを使います。

London Lodgeに滞在しました。朝食と週に４回の夕食付です。ご飯はおいしくはずれはありませんでした。朝食も毎朝フレッシュジュースかコーヒートマトやキュウリ、ハム、チーズ、ヨーグルトと選べるので飽きませんでした。

内装はオーナーのこだわりでとても優雅で、晴れた日は夕食はテラスで食べます。日本人はいなかったので、シェアメイトと英語でおしゃべりしながら食べてました。部屋はトイレにシャワー付きです。

TESOLコースを受講したのですが、１つAssignmentが免除されるだけで後は全てCELTAコースと同じです。どうやら初めからTESOLコースを受ける人はいないらしく、CELTA取得に失敗した人がTESOLをもらえるという認識のようです。

TESOL受講生は実際１０人のうち私１人でした。そして１０人中８人がイングリッシュスピーカーで私とチリ人の女の子だけが違いました。元々ハードなコースで、ネイティブスピーカーの子も２人コース中に泣いていなくなりました。授業がうまくいかなかったのと、tutorに「それじゃわからない」と言われたのがショックだったようです。

一番難しいAssignmentは１０人中３人しか合格しませんでした。７人は再提出で、再提出も１回のみ。それで合格しなければ、不合格です。私は教師の経験があったのでAssignmentは全て１回でパスしましたが、Speaking、Listeningがネイティブに比べかなり劣っていたのと、Readingがかなり遅かったので、全てにおいて時間がかかりました。

平均睡眠時間は３～４時間くらいで、徹夜も何度かしました。Listening力もあがったと思います。また２日目から実習も始まり、かなり回数も多いので、授業力もつきます。ただ体調を崩したり病気をしたら終わりです。とてもついていけないと思います。