ELCチェスターのレビュー・評価（東京：60代女性）

対応は普通だと思います。特別親切というわけではありませんが、尋ねたことやお願いしたことに対しては、すぐに的確に対応してくれました。ただそれ以上積極的に自ら関与しようとはしてくれないので、不満を持っていた日本人生徒さんもいました。期待しすぎず受け身な姿勢ではなく、どうしたいのか、何故そうしたいのかを自分で説明し、伝える努力が必要です。これは、他校においても言えることかと思います。

25+コースを受講しましたが、担当の先生が素晴らしかったです。

ほぼ毎週去る生徒と加入する生徒で入れ替わりがありましたが、その時々の生徒の希望や強い点&弱い点に応じて、臨機応変な授業を展開してくれました。授業の中で盛り上がったテーマやこの部分の文法が弱いと分かると、その後の授業に取り入れて下さり、プリントやビデオ、ウエブサイト、新聞記事、録音などを利用して、変化を持たせて下さいました。

25+は、一般英語の授業が行われるメインビルではなく、すぐ近くの別の建物で行われたので、静かで大人の世界といった感じで落ち着きました。インスタントコーヒーとティーは休憩時間に無料で飲むことが出来ました。確か、メインビルの方にもインスタントコーヒーが置かれていたと思います。

学校の場所は中心地に近く、レストランやカフェ、スーパーなどたくさんあるので、昼食に困ることはありませんでした。

図書館が街の中心にあり、放課後にクラスメートと一緒に宿題をやるのに利用できたのもプラスポイントです。

ホームステイ先は、60代のリタイアしたご主人と50代の看護婦の奥様のお宅でした。私の部屋は広く、専用シャワーが部屋の中にあったのは嬉しかったです。奥様は夜勤がありましたが、それ以外の時は3人で夕食を食べたので会話の機会もあり、かといって長くとめおかれることもなく、程よい距離感で快適でした。強いて言えば、バスが30分に1本しか来ないため丁度良い時間のバスがなく、早く学校に着きすぎてしまうことくらいでした。

決まった教科書がないので、いろいろなテーマについてそれぞれの国の状況を解説する機会が多く、「日本の現状はどうだっけ？」と考えて込んでしまうことが度々ありました。英語で説明する以前の問題で、もっともっと自国のことを知らないといけないと、今回もまた感じてしまいました。

違いや共通性を発見したり驚くようなことを聞いたり、クラスメート達と話すのは、とても面白かったです。皆完ぺきな英語ではないので、言っていることが分からない時は「こういうこと？」「違う、例えば～」「それ、何？」「多分、Aはこう言っているんだよ」などと言い合い助け合って、何とかお互いを理解しようとするその過程が、今考えるとすごく楽しい思い出になっています。

本当に楽しくて、帰りたくないと思いました。過去にも留学経験があるので、気持ちに余裕があり積極的になれたのも良かったと思います。学校が、コースの人数が少なくてもレベルが違う生徒を一緒にする事なく分けてくれたのは、良心的だと思いました。ただ、私のクラスはクラスメートの国籍にかなりの偏りがありそれが少し残念でしたが、こればかりは選ぶことが出来ないので仕方ありません。でも、楽しい人たちばかりで、昼食や放課後を共に過ごし素晴らしい時間を共有出来ました。やはり、積極的に自分で動くこと、クラスメートや同じコースの人達と混じわろうとする姿勢が重要だなと、改めて感じました。