イギリス留学のビザ
イギリス留学する場合、6ヵ月未満の滞在であればビザの申請は必要ありませんが、6ヵ月以上の滞在となると事前にビザの申請が必要となります。
イギリス留学に必要となるビザの種類にはいくつかありますので、どういったタイプのイギリス留学にはどのようなビザが必要か事前に知識を付けておきましょう。
ビザのタイプ
イギリスのビザには、5つのタイプがあります。
(1)短期学生ビザ(Short Term Study)
Short Term Study Visa (STSV)と英語では呼ばれています。全行程でイギリス滞在期間が6ヵ月未満になる場合は、こちらのビザで留学することができます。
日本国籍の方は、基本的に事前の申請は必要ありません。
ただし、事前にETAへの登録が必要です(2025年1月から)
(2)11ヵ月短期学生ビザ(Short Term Study 11 months)
Short Term Study Visa (STSV)の長期滞在版バージョンです。イギリスに6ヵ月以上滞在する場合で、且つ英語学習目的に限り取得できるビザです。初回入国日から最長11ヵ月までの滞在が認められます。
日本国籍の方でも、事前の申請が必要です。
(3)学生ビザ
6ヵ月以上の滞在となる場合は事前申請が必要です。6ヵ月未満でも申請しようと思えばできます。
ただ、この学生ビザですが、制約が非常に多いビザです。申請にはある程度の英語力が求められます。そのため、大学など学位目的では必須のビザになりますが、語学学習などの語学留学でこの学生ビザを申請するケースはほとんどありません。語学留学の場合は、Short Term Study Visaが主流となっています。
(4)YMSビザ(Youth Mobility Scheme)
いわゆるイギリスのワーキングホリデービザとしても認知されているビザです。入国日から2年間、イギリスの滞在と就労が認められています。YMSビザでイギリスの渡航し就労前に学校に通うという方も多いです。特に就学期間の制限や、就労先に関する制限も設けられていません。(多少の就労に関する制限はあります)
ただ、人気の高いビザで、年間1000人という限られた枠もあって、毎年抽選になるほどの人気のビザとなっています。取得できるかできないかは運に任せるといった要素も出てくるビザです。
(5)チャイルド学生ビザ(Child Student)
17歳以下向けの学生ビザです。4歳以上が対象でイギリスの小中高校へ留学する場合には必ず必要になるビザです。無条件で留学先の学校からオファーをもらっていることなどが条件になります。ビザ申請では英語能力は問われません。
各ビザに共通すること
6ヵ月以上イギリスに滞在することで事前申請が必要なビザには全て、以下の事項が必ず求められています。
VFSのビザセンターに出向く
東京と大阪にあるどちらかのVFSビザ申請センターに、必ず申請者本人が出向いて、申請書の提出・顔写真撮影・指紋採取といった手続きを行う必要が出てきます。
IHSと呼ばれる保険料の支払い
Immigration Health Surchargeと呼ばれる社会保険料の支払いが、ビザ申請料とは別に求められます。2019年現在年間で300ポンドが必要です。
BRPカードの取得
ビザ取得許可が下りて、イギリスに入国した後で、必ずBRPカードと呼ばれるカードを郵便局に取りにいかなければなりません。
新型コロナに伴う入国制限
※イギリスではコロナに伴う入国制限は全て撤廃されています。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、イギリス入国時には入国してきた国を3つの色でレベル分けして入国後の行動制限措置が課されています。それぞれの色で行動制限措置が異なりますので、ビザ取得されている場合でも、当面の間イギリス入国時の行動制限措置に従う必要があります。
当社イギリスビザ申請サポート
当社では、イギリス留学に関する各種ビザの申請サポートを行っています。語学学校など語学留学を当社経由でお申込みいただいた場合は、ビザ申請サポートは無料でご提供させていただいております。
当社経由でイギリス留学をお申込みされない場合でも、以下の料金で別途サポートサービスを提供させていただいております。
ビザ のみ |
提携校 | |
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ショートタームスタディ | 27,500円 (税込) |
無料 |
学生ビザ | 22,000円 (税込) |
無料 |
YMS | 16,500円 (税込) |
無料 |
チャイルド学生ビザ | 22,000円 (税込) |
無料 |