アイルランド留学の概要をビザ情報・語学学校までご紹介
Ireland
イギリスのお隣に位置し、独特のケルト文化をもつアイルランドは経済成長も著しく、ここ数年脚光を浴びています。独自のアイリッシュ・イングリッシュを話し、イギリスやオーストラリアなどのメジャーな英語とは一味違った英語を学ぶにはアイルランドが最適です。
アイルランドは他の英語圏の国と異なり日本人も少なく、日本人が少ない国で英語の勉強に浸りたい方には非常にオススメの留学先です。また、学校の規模も小さいところが多く、日本人が少なくアットホームな雰囲気を望まれる方には正しく最適な国といえるでしょう。アイルランド自体が、のんびりとアットホームで落ち着いた国なので、ヨーロッパでじっくりのんびりマイペースで英語を勉強できます。
アイルランド留学の特徴
アイルランド留学には以下のような特徴があります。
- 日本人留学生が少なく英語を話す機会が増える
- ヨーロッパ圏の留学生が多く多国籍な国際交流ができる
- アイリッシュイングリッシュが使われている
日本人留学生が少なく英語を話す機会が増える
アイルランドはその他の英語圏の留学先と比べると、留学する日本人の数が少ない傾向にあります。そのため日本語で会話をする機会も少なく、基本的に英語でコミュニケーションを取る必要があります。英語漬けの環境で英語力を高めたい方にはぴったりの留学先です。
ヨーロッパ圏の留学生が多く多国籍な国際交流ができる
アイルランドはヨーロッパ圏に位置しており、ヨーロッパ圏を中心としたさまざまな国籍の留学生が滞在しています。国際色豊かな環境で、英語を学びながら多様な価値観に触れられるのが特徴です。
アイリッシュイングリッシュが使われている
アイルランドでは、アメリカ英語やイギリス英語とは異なるアイルランド英語が使われています。そのため、留学中にアイリッシュイングリッシュを学べるのも特徴です。
地域によって異なるアクセントを持っていることもあり、慣れるまでは聞き取りにくいと感じるかもしれません。語学学校の先生は聞き取りやすい英語を話してくれるため、アイルランド英語に慣れるには語学学校以外の現地の人との交流の機会を持つことがポイントです。耳が慣れると徐々に聞き取れるようになっていきます。
アイルランド留学の費用
アイルランドの留学費用は、思われているほどはお安くはありません。アイルランドの留学先で多くの留学生が選ぶエリアは、ダブリンとなっています。ダブリンには格安の語学学校もあったりするので、格安校を選ぶことで費用も抑えることができるようになります。
1ヵ月アイルランドで勉強してホームステイした場合、授業料と滞在費、及び航空券等の合計で約45万円~が相場感です。1年間だと、約265万円~となりますが、多くの留学先では年間300万円台になることが多いです。もちろん、学校・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
1ヶ月 | 約45万円 | ~ | 約55万円 |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 約85万円 | ~ | 約110万円 |
半年 | 約140万円 | ~ | 約220万円 |
1年 | 約265万円 | ~ | 約400万円 |
アイルランド留学の種類
語学留学
アイルランドは英語が公用語になっていますので、アイルランドに多くの英語学校があります。英語学校に入り英語を学び英語漬けになって英語の勉強ができます。
通常の英語レッスンだけでなく、IELTS対策・ケンブリッジ英語検定・ビジネス英語など幅広いコースが提供されています。
ワーキングホリデー
アイルランドでは最長1年間のワーキングホリデー制度があります。働ける時間や場所、ワーホリ中の学習期間などの制限はありません。EUヨーロッパ域内の英語圏の国でワーキングホリデーができる唯一の国でもあります。
高校留学
アイルランドでも高校留学をすることができます。3年間の高校留学をして、海外の大学に進学することもできます。
短期の留学
6ヵ月未満の留学を短期留学としています。アイルランドでは3ヵ月以下の留学であれば事前のビザ申請の必要なくお手軽な留学ができます。3ヵ月以上の場合は現地でのビザ申請が必要で、アイルランドではビザ取得で現地就労も可能です。
長期の留学
6ヵ月以上の語学留学・ワーキングホリデー・大学進学・高校留学は長期留学の部類に入ります。アイルランドの長期留学ではアイルランドでの学校生活にしっかり浸ることもでき、学習だけでなくアイルランドの習慣や考え方などしっかり身に付けることもできます。
アイルランド留学でのビザ
ビジター
日本国籍保有者の場合、アイルランド滞在が3ヵ月未満であれば事前のビザ申請は必要ありません。
学生ビザ
3ヵ月以上アイルランドに滞在して学校に通う予定の場合は、学生ビザの申請が現地アイルランドで必要となります。学生ビザを取得すればアイルランドにてぱーとたむで働くことができます。
ワーキングホリデー
18歳以上30歳以下で要件を満たせばアイルランドのワーキングホリデービザを申請することができます。こちらは決められた時期に事前申請が必要です。基本は年に2回しか申請するタイミングがありませんので、申請時期には注意しましょう。
失敗しないアイルランド留学のコツ
まずは、留学の目的を定めたうえで、その目的が実現できるアイルランドの留学先を決めていきましょう。アイルランドのほぼ8割の語学学校はダブリンに集中しています。
アイルランドはワーキングホリデーや学生ビザを取得することで、現地で働くことも可能です。ヨーロッパで就労体験をしてみたい方には最適な留学先の一つになると思います。
どういったアイルランド留学を希望するか、しっかり希望を考えて留学先を選んでいくようにすることが、まずは失敗しない留学の第一歩です。その他にも、学校やホームステイ、授業の先生、クラスメイト、など失敗につながる要因はいくつかありますが、まずは希望に合ったアイルランドの留学先を選んでいくようにしましょう。
アイルランド留学のメリット
アイルランドには他の国にない留学先としてのメリットがたくさんあります。
- 学生ビザで働くことができる
- 日本人学生が少ない傾向にある
- ヨーロッパへも気軽にアクセスできる
- アイリッシュ英語が学べる
- 国全体で治安が良い
代表的な留学先都市
アイルランドの留学先は、ダブリンに留学生の過半数が集中しています。ダブリンでは、学校が集中していることもありますが、アイルランドの中では都市型の生活を送ることができ、ワーキングホリデーでも比較的仕事場を見つけやすいということもあって人気があります。もちろん他にも、中規模都市のコークや、ゴールウェイなど、アイルランドの中でもいくつか留学先は選べるようになっています。
ダブリン
- アイルランドの政治・経済・文化の中心ダブリンは人口約100万人の都市です。大都市ですが緑も多くアットホームな雰囲気を持っています。街は運河に囲まれており、ゆっくりとした時が流れていく感じです。ダブリンにはアイルランドの中でも英語学校が多く、ざわざわとせず程良い都市の生活を楽しみながら勉強したい方にはピッタリの街です。年間を通して温暖な気候で過ごしやすいです。夏は暖かく乾燥し、25度を超えることはめったにありません。冬は、日が短く寒いですが、氷点下になることもほとんどありません。
コーク
- ダブリンに次いで、アイルランドで2番目に大きな街です。人口はおよそ12万人。ダブリンとは一線を画した市民性があり、独特の気風と文化に溢れています。ヨーロッパ有数の天然の良港でもあり、貿易の拠点として繁栄してきた街として有名で、港町らしく坂道が多いことでも有名です。ダブリンのような都市ではなく、適度な街でのんびりと過ごしたい方には最適です。気候は、年間を通して穏やかで温暖な気候で、気温の差も激しくありません。夏に30度を超えることや冬に氷点下になることもほとんどありません。霧の街としても有名です。
アイルランドで人気の語学学校
アイルランドの基本情報
国名 | アイルランド |
---|---|
人口 | 約482万人 |
首都 | ダブリン |
使用通貨 | ユーロ(EUR) |
公用語 | 英語/アイルランド語 |
日本との時差 | -9時間 |
気候 | アイルランドの気候について |
アイルランドの治安について
アイルランドの治安は、基本的には悪くはありません。日本と比べると気を付けるべき点もありますが、他の英語圏の国に比べても良い方だと思います。
ちなみに、統計や指標で見てみると、Global Peace Indexという指標があって、この指標によると2022年でアイルランドは世界3位の治安の良さを示しています。日本は10位なのでこの指標で言えば日本よりも治安が良いとも言えます。なお、英語圏の中では堂々の2位を誇っています(1位はニュージーランド)。
アイルランドの治安で一番気になるのが、アイルランドで一番の都会であるダブリンの治安が気になる所だと思います。
ダブリンで治安が良いとされているエリアは南側で、北側や西側は気を付けましょうとも言われています。
アイルランドに関するよくある質問
- アイルランドへ留学するにはビザは必要ですか?
- 3ヵ月以上であれば学生ビザ、またはワーキングホリデーであればワーホリビザが必要です。学生ビザは現地での申請になりますので事前の申請は必要ないですが、ワーホリビザは事前申請が必要です。ワーホリビザでも現地で外国人登録が必須となります。
- アイルランド留学中に働けますか?
- ワーキングホリデーはもちろん可能です。学生ビザでも週に20時間まで働くことができます。ヨーロッパで働く経験をしたい場合には、アイルランドを検討してみるのも良いと思います。
- 日本人生徒が少ないと聞きますが・・
- カナダやオーストラリアに比べれば日本人比率は低いですが、ここ数年でアイルランドが注目を浴びてきているせいか、徐々に日本人生徒も増えてくる傾向にあります。特に語学学校が集中するダブリンでは、日本人生徒の比率も少し上がり気味の学校も多いです。
アイルランド留学体験談
アイルランド留学の体験談をまとめています。アイルランド留学の様子がわかりますので、参考にできる体験談となっています。体験談を掲載している方は、複数のテーマで分けて寄稿頂いているので、読み物として続きが読めるようになっています。
アイルランド留学ニュース
- ●イギリスとアイルランドでコロナによる入国規制が完全撤廃(2022.3.15)
- ●2022年アイルランドワーキングホリデー申請再開!(2022.1.31)
- ●2022年1月のアイルランド入国制限緩和措置について(2022.1.13)
- ●アイルランドのコロナ規制再導入へ(2021.11.18)
- ●7月19日以降のアイルランド入国制限について(2021.6.2)
- ●アイルランドでの2021年5月以降の規制緩和計画について(2021.5.6)