フランス留学の費用やビザ情報・語学学校までご紹介
France
昔からアート・ファッション・フランス料理など、文化・流行の発信地として、様々な領域で世界を魅了し続けています。世界から数多くの観光客も押し寄せ、観光立国として常に世界No1を誇っています。そんな世界的にも人気のあるフランスで留学するための様々な情報をご紹介しています。
フランス留学の費用
フランスの留学先で多くの留学生が選ぶエリアは、パリまたはニースとなっています。これらの都市にはフランス語の語学学校も多くありますので、選択肢も数々あります。またフランスは、他の都市にもいくつか学校もあるため、リヨン・モンペリエなど物価が安い他都市で留学して費用を抑えることもできます。
1ヵ月フランスで勉強してホームステイした場合、授業料と滞在費、及び航空券等の合計で約37万円~が相場感です。1年間だと、約200万円~となりますが、年間250万円台程度は見ておいた方が良いでしょう。もちろん、学校・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
1ヶ月 | 約37万円 | ~ | 約42万円 |
---|---|---|---|
3ヶ月 | 約70万円 | ~ | 約75万円 |
半年 | 約125万円 | ~ | 約140万円 |
1年 | 約200万円 | ~ | 約250万円 |
フランス留学でのビザ
ビジター
日本国籍保有者の場合、フランス滞在が3ヵ月未満であれば事前のビザ申請は必要ありません。
学生ビザ
3ヵ月以上フランスに滞在して語学学校に通う予定の場合は、学生ビザの申請が必要となります。
ワーキングホリデー
18歳以上30歳以下で要件を満たせばフランスのワーキングホリデービザを申請することができます。日本で事前に申請したうえでフランスに入国できるようになります。
失敗しないフランス留学のコツ
まずは、留学の目的を定めたうえで、その目的が実現できるフランスの留学先を決めていきましょう。フランスのほぼ7割の語学学校はパリまたはニースに集まっています。
フランスはワーキングホリデーを取得することで、現地で働くことも可能ですが、基本的な目的はフランスの文化や風習などを体験し、その足しとして就労するというのが基本的なスタンスです。
どういったフランス留学を希望するか、しっかり希望を考えて留学先を選んでいくようにすることが、まずは失敗しない留学の第一歩です。その他にも、学校やホームステイ、授業の先生、クラスメイト、など失敗につながる要因はいくつかありますが、まずは希望に合ったフランスの留学先を選んでいくようにしましょう。
フランス留学のメリット
フランスには他の国にない留学先としてのメリットがたくさんあります。
- 当然ですが、フランス語に浸れる
- ワーホリで働くことができる
- ヨーロッパへも気軽に、陸路でもアクセスできる
- フランスの独特な文化や風習に浸れる
- ファッションやアートも学べる
代表的な留学先都市
フランスの留学先は、前述しているように、パリとニースに語学学校が多いですが、全体的に各地に分散している傾向はあります。
リヨン・モンペリエ・トゥールーズ・ボルドーなど、フランスの各地でフランス語の勉強ができます。
パリ
- フランスのみならず世界を代表する地中海沿岸のリゾート地。南仏コートダジュールの中心でもある。高級ホテルが乱立し優雅な雰囲気もありますが、中心部から少し離れれば古い建築物も軒を連ねています。気候は温暖で年間を通して平均気温が10度を下回ることはありません。一年中カーニバルやフェスティバルが開催されていて、長期滞在でも飽きることはあまりありません。パリほどではありませんが、物価は少々高め。モナコやイタリアの国境にも近く、日帰りで旅行もできます。
ニース
- フランスのみならず世界を代表する地中海沿岸のリゾート地。南仏コートダジュールの中心でもある。高級ホテルが乱立し優雅な雰囲気もありますが、中心部から少し離れれば古い建築物も軒を連ねています。気候は温暖で年間を通して平均気温が10度を下回ることはありません。一年中カーニバルやフェスティバルが開催されていて、長期滞在でも飽きることはあまりありません。パリほどではありませんが、物価は少々高め。モナコやイタリアの国境にも近く、日帰りで旅行もできます。
モンペリエ
- パリからTGVで約3時間30分。中世からの学園都市として有名な町です。人口およそ25万人と小さな町ですが、Place de la Comedieという広場を中心にカフェやレストランが並んでいます。学園都市である為、今でも街中に学生が多く行き来しており、人口の約4分の1が学生と言われるほどです。そのためか、フランス語の学校もこのモンペリエには数多く存在します。パリやニースに較べると物価も安く、留学生にとっては生活しやすい町と言えるでしょう。気候も温暖で、年間に300日も太陽が照り続け魅力的な町です。
フランスのその他留学先
フランスでの留学タイプ
長期留学
フランスへ留学する場合6ヵ月以上の滞在になると長期扱いとなります。フランスへの長期留学は、フランス語学習だけでなく、パティシエ・パン職人・アート・ファッションなどフランスが本場の技術や専門スキルを学べる機会も多く提供されています。
また、フランス語の授業と一緒にフランス料理やフランス文化・アートに触れるコースも充実しており、フランス料理や絵画・アート等への専門コースに将来進む第一歩としてフランス語を学びながらこういったプラスアルファで体験コースを取ることができるのもフランス留学の醍醐味です。
また、日本とフランスはワーキングホリデー制度の協定を結んでおり、12ヶ月間フランスで働きながらの滞在も可能です。
★パティシエ留学
フランス語の初心者でも始められ、一般フランス語だけでなくパティシエの専門フランス語を学び、実際に現地の専門学校で実技を学びながらインターン(スタージュ)ができます。
フランスで人気の語学学校
フランス基本情報
フランスの人々はフランスの歴史や文化、そしてフランス語に大変誇りを持っており、英語で話しかけてもフランス語で返されるという話を聞くこともあるほどです。
ですが、その一方で、移民の受入にも昔から積極的で、パリをはじめ多くの民族・人種が暮らしています。そのためか、フランス語人口は以外にも多く、世界で約2億人。フランスだけでなく、アフリカやアジア・北米などでも母国語・第二言語として使用されています。
国名 | フランス |
---|---|
人口 | 約6700万人 |
首都 | パリ |
使用通貨 | ユーロ(EUR) |
公用語 | フランス語 |
日本との時差 | -8時間 |
フランス留学体験談
森山明日香さん
留学を通して、日本では体験出来なかったことを、知ったり感じたりすることで、経験値や感情の引き出しが増えたなと実感すると共に、「好き」なことが増えて、自分が楽しいと思えることが増えて、嬉しいなという感情を感じています。
フランスに関するよくある質問
- フランスへ留学するにはビザは必要ですか?
- 3ヵ月以上であれば学生ビザ、またはワーキングホリデーであればワーホリビザが必要です。
- フランス留学中に働けますか?
- ワーキングホリデーは可能ですが、フランスの文化や風習などを体験する上でのお小遣い稼ぎという位置づけで可能となります。フランスで学生ビザを取得された場合は、制限はありますが働くこともできます。
フランス留学ニュース
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