ニューヨークランゲージセンターNYLCアッパーウエストサイドの口コミ体験談－第1弾（20代女性Ayaka様）

学校があった場所は、ウェストハーレムで様々な地下鉄のラインも通っており、通学には不便ではなかったです。また、学校の隣に割と大きなスーパーがあるので、先生や生徒がよくスナックやランチを買いに行っていました。

他にも周りには結構レストランやカフェ、バーがあるので、よく学校帰りにそれぞれ生徒同士が親睦を深めに行っていました。また学校から15－20分歩けばセントラル・パークにも行けるので多くの生徒が授業が終わったあとピクニックなどに出かけていました。

教室は全部で8つ。ほとんどの教室に窓がないのが残念でしたが、部屋の大きさは特に気になりませんでしたし、どこからでも黒板が見える広さなので板書はしやすかったです。また、共同ではありますがトイレが4つあり、割と並ぶことなく使えます。また、専属の清掃員がいるのでいつも清潔でした。

私が特に気に入っていたのは、大きな窓があって自然光が差し込むカフェテリア。授業が終わった後などはそのカフェテリアで生徒たちが情報交換があったり、とても賑わっていました。また、定期的に大学や保険の案内サービスが来校し、そこを使って情報に興味がある学生とコミュニケーションをとっていたりしてとても賑やかでした。

カフェテリアには冷蔵庫、電子レンジ、湯沸しポットなどが完備されていてそれも便利でした。ちなみにですが、この学校はクイーンズとミッドタウンにも分校があるのですが、この大きなカフェテリアがあるのがこのアッパーウェスト校だけです。

日本人生徒は圧倒的に少なかったです。私が通っていた頃は全体で日本人が４人ほど。基本的にクラスで日本人はずっと一人でした。割合的に一番多いのはスパニッシュ。あとは程よく同じくらいの割合で中国人やトルコ人、ロシア人が多かったと思います。

長期休暇になると日本人生徒も増えますが、それでも10人に達したところを見たことがありません。おそらく日本人スタッフがいないからだと思います。また、長期休暇に入れば1、2人ではありますがフランスやスウェーデンなどからも人が来ていました。

私はこの学校をニューヨークで２校目の語学学校として選びました。理由はいくつかありますが、一つは日本人の少ない語学学校に行ってみたかったことです。私が通っていたころはスタッフにも日本人がいなかったので、転校手続きをはじめ、全て英語を使わなければなりません。それが私にとって良いプレッシャーになりました。なので、英語に自信がない・留学経験がないと言う人の第1校目としての学校としてはあまりおすすめしません。

また、ここは学費を抑えたい人にはとても良心的な授業料の金額設定で、これも選んだ大きな理由の一つです。そういった背景からか、ここで出会った日本人はもちろん、その他の国から来た人たちもみんな社会人を経験して自分の力で留学に来た人ばかりだったので、相手の仕事のこと、どうしてニューヨークに来たのか、などなど様々な話が聞けて、個人的には価値観が合う人が多くいました。卒業した今でもつながりがある人が多いです。

カリキュラムは8週間で１セッションになっており、2週間ごとに小テスト、そして最終週にファイナルテストがあるので、出席日数はもちろん、テストの点もキープする必要があります。その分生徒はモチベーションが高く、しっかり勉強している人が多かったです。

また、教科書は無料貸し出しで購入の必要がないこともとてもお財布には優しいと思いました。一番上のクラスまで進級すると、追加料金なしでTOEFLのクラスを選択できることもあり、アメリカの大学へ行くための勉強などを経験として受けることも可能です（もちろん大学進学希望の人も多く、希望専攻分野も法律、ファッション、アート、教育などそれぞれで話して面白かったです）。