ケンブリッジ留学1ヵ月の費用はいくら?総額と内訳を紹介
夏休みや春休みを利用してケンブリッジへ1ヵ月留学する場合、授業料やホームステイ、往復航空券、海外留学保険、現地生活費を合わせて、約61万〜102万円が目安です。
1ヵ月は4週間として計算しています。学生寮を選ぶ場合は滞在費が約24万〜36万円となり、ホームステイを利用する場合より総額が上がることがあります。渡航前にはETAの申請も必要です。
金額の幅だけでなく、実際に選びやすい条件を組み合わせたモデルケース、1ヵ月でできること、滞在先と通学、費用を抑える方法まで確認できます。街や学校の特徴はケンブリッジ留学の案内、ほかの期間を含む費用はケンブリッジ留学費用の総合案内で紹介しています。
※費用をわかりやすくお伝えするため、このページでは1ポンド=214円で計算しています。実際の費用は為替レートの変動によって変わりますので、目安としてご覧ください。(2026年8月更新)
ケンブリッジ留学1ヵ月の費用は約61万〜102万円
ケンブリッジで1ヵ月の語学留学をする場合、ホームステイを利用した総額は約61万〜102万円が目安です。授業料と滞在費のほか、日本からの往復航空券、空港からケンブリッジまでの移動、海外留学保険、現地生活費を含めています。
| 授業料 | 約24万円 | ~ | 約37万円 |
|---|---|---|---|
| ホームステイ | 約16万円 | ~ | 約28万円 |
| 航空券・空港移動 | 約15万円 | ~ | 約25万円 |
| 海外留学保険 | 約2万円 | ~ | 約3万円 |
| 現地生活費 | 約5万円 | ~ | 約9万円 |
| 合計 | 約61万円 | ~ | 約102万円 |
表の低い金額は、複数の学校から安い授業料や滞在費を取り出して示したものです。安い授業料を設定している学校に、同じく安いホームステイが用意されているとは限らず、すべての最低額を組み合わせて申し込むのは難しい場合があります。
学校へ支払う費用には、授業料だけでなく入学金、教材費、滞在先手配料なども含めて考えています。夏は授業料や滞在費に追加料金がかかる学校もあり、航空券も高くなりやすいため、同じ4週間でも渡航時期によって総額が変わります。
1ヵ月の費用を項目ごとに確認
総額の中で大きな割合を占めるのは授業料と滞在費です。ただし、1ヵ月の短期留学では航空券の負担も小さくありません。学校へ支払う金額と、それ以外に必要な金額を分けて見ていきます。
授業料は約24万〜37万円
ケンブリッジの語学学校へ4週間通う授業料は、1,110〜1,750ポンドです。日本円では約24万〜37万円になります。どの学校を選ぶか、週のレッスン数、午前と午後のどちらに通うかで変わります。
1ヵ月では長期申込みによる週単価の割引がほとんど付きません。そのため、6ヵ月や1年と比べると1週間あたりの授業料は高くなりやすい期間です。授業時間を増やせば学ぶ時間は増えますが、放課後に街を歩いたり学校の活動へ参加したりする時間は少なくなります。
ホームステイは約16万〜28万円
ホームステイは4週間で730〜1,290ポンドです。日本円では約16万〜28万円になります。この幅には、食事なし、朝食のみ、朝夕食付きなど、異なる食事条件が含まれています。
食事付きの滞在先は費用が上がりますが、現地で用意する食事が減るため、生活費まで含めると必ずしも高くなるとは限りません。専用バスルームを希望する場合や夏に滞在する場合は、追加料金がかかることもあります。
学生寮は約24万〜36万円
学生寮は4週間で1,120〜1,680ポンドです。日本円では約24万〜36万円になります。ホームステイより自由に過ごしやすく、同じ学校の留学生と交流しやすい点から選ばれています。
食事が付かず、自炊する寮が中心です。寮費だけをホームステイと比べるのではなく、4週間分の食費も加えて予算を考えます。学校や寮によっては最低滞在期間が決まっているため、1ヵ月で申し込めるかも確認が必要です。
航空券と空港からの移動は約15万〜25万円
日本からはロンドンのヒースロー空港やガトウィック空港まで飛び、鉄道、長距離バス、学校の送迎車などでケンブリッジへ向かいます。往復航空券と空港からの移動を合わせて約15万〜25万円を見込んでいます。
航空券は夏休みや年末年始に高くなりやすく、出発直前の予約でも上がることがあります。学校の送迎車は荷物が多いときにも使いやすい一方、公共交通より高くなります。到着時刻と乗換回数も含めて選びます。
海外留学保険は約2万〜3万円
1ヵ月分の海外留学保険は約2万〜3万円が目安です。治療費だけでなく、携行品、航空機の遅延、個人賠償などが含まれるかも確認します。
現地生活費は約5万〜9万円
食費、交通費、通信費、日用品、学校の活動などに使う費用です。ホームステイの食事条件、自炊や外食の回数、バスの利用頻度によって変わります。ロンドン観光やイギリス国内旅行を予定している場合は、別に交通費や入場料を用意しておくと安心です。
実際に選びやすい条件で計算したモデルケース
費用の最低額と最高額だけでは、どのくらい用意すればよいか分かりにくいところです。午前を中心とした一般英語コースとホームステイを組み合わせた一例を示します。
| 授業料・学校諸費用 | 約30万円 | ||
|---|---|---|---|
| ホームステイ | 約22万円 | ||
| 航空券・空港移動 | 約20万円 | ||
| 海外留学保険 | 約2万5千円 | ||
| 現地生活費 | 約7万円 | ||
| ETA申請料 | 約3,400円 | ||
| 合計 | 約81万8千円 | ||
この例では、学校へ支払う授業料とホームステイで約52万円、渡航前に用意する航空券や保険などで約22万8千円、現地で使う生活費で約7万円となります。すべてを一度に支払うわけではありませんが、渡航前には学校費用や航空券など、総額の多くが必要になります。
モデルケースは平均額ではなく、実際に選びやすい条件を想定した一例です。学校、レッスン数、食事条件、渡航時期によって変わります。
ケンブリッジで1ヵ月をどのように過ごせる?
留学スクエアのLSIケンブリッジ視察時に撮影した、庭と屋外テラスの様子。
夏休みや春休みを利用した短期留学
1ヵ月は大学の夏休みや春休みに合わせやすく、4週間の一般英語コースを受けながらイギリスでの生活を経験できます。平日は授業と学校の活動、週末はケンブリッジ市内やロンドンへ出かけるという過ごし方ができます。
4週間の授業を受ける場合でも、ホームステイや学生寮には通常、授業開始前の日曜日に入居し、終了後の土曜日に退去します。航空券を決めるときは授業日だけでなく、入居日と退去日も確認します。
1ヵ月で英語に慣れる
1ヵ月で英語力が大きく変わるとまでは言い切れませんが、英語で授業を受け、買い物や移動を自分で行うことで、英語を使うことへの抵抗は減らしやすくなります。聞き取りや会話で苦手な部分も見え、その後の学習方針を決めるきっかけになります。
YMS渡航後の生活と仕事探しの準備
YMSでイギリスへ渡る場合、最初の1ヵ月を語学学校に充てる方法もあります。生活に慣れながら英語を学び、学校で知り合った人から仕事や住まいの情報を集められます。授業だけでなく、現地で人とのつながりを作る場として学校を利用する考え方です。
英語が初級に近い場合、1ヵ月だけで接客の仕事に必要な会話力まで届くとは限りません。渡航時の英語力と希望する仕事に合わせ、3ヵ月以上の通学も比べておきます。
1ヵ月の滞在先と通学
ホームステイを選ぶ場合
ホームステイの室内イメージ(AI生成)。実際の滞在先を撮影した写真ではありません。
ホームステイは、到着後すぐ現地の家庭で生活を始められます。食事付きのプランなら、1ヵ月の食費もある程度見通せます。食事の時間、シャワー、洗濯など家庭ごとの決まりがあるため、自由な時間を優先したい場合は希望に合うか確認します。
学生寮を選ぶ場合
学生寮はホームステイほど生活上の決まりがなく、比較的自由に過ごせます。共用キッチンやラウンジで留学生と話す機会も作りやすい反面、食事と身の回りのことは自分で行います。
学校によって通学方法が変わる
留学スクエアのスタッフが2024年5月に現地を視察した際、語学学校は町の中心部にまとまっておらず、ケンブリッジ駅の近く、中心部、中心部から少し離れた場所に分かれていました。滞在先と学校の組み合わせによって、徒歩、自転車、バスのどれを使うかが変わります。
ケンブリッジ駅と大学のカレッジが集まる中心部も少し離れています。1ヵ月でも通学費はかかるため、学校と滞在先の距離だけでなく、利用できるバスや自転車での経路も確認します。
1ヵ月留学にビザは必要?
日本国籍ならETAを取得して渡航する
日本国籍で1ヵ月の語学留学をする場合、事前に学生ビザを申請する必要はありません。渡航前にETAを取得し、6ヵ月以内の滞在として入国します。ETAの申請料は16ポンドで、約3,400円です。
ETAで滞在している間は働けません。学校へ通うだけでなく、アルバイトもしたい場合はYMSなど、就労が認められた在留資格が必要です。
YMSで1ヵ月だけ語学学校に通うこともできる
YMSで入国する場合もケンブリッジの語学学校に通えます。通学期間に11ヵ月までという制約はなく、学校へ通いながら働くこともできます。YMSの申請料やIHSは、ここで示した1ヵ月の留学費用とは別に必要です。
イギリスのビザについては、留学スクエアのイギリスビザ案内でも紹介しています。
ケンブリッジ留学1ヵ月の費用を抑える方法
午後のコースを確認する
ケンブリッジには、午前より授業料を低く設定した午後コースを提供する学校があります。授業時間帯にこだわりがなければ、同じ4週間でも費用を抑えられます。
セントジャイルズ・ケンブリッジでは、一般英語の午後20レッスンコースを提供しています。午前コースとの授業料差だけでなく、午後の授業時間が生活の予定に合うかも確認します。
学校のキャンペーンを利用する
学校によっては、授業料の割引や入学金の免除など、期間限定のキャンペーンを行います。1ヵ月は長期割引が付きにくいため、短期申込みも対象になるキャンペーンがあれば費用を抑えやすくなります。
ホームステイの食事条件を比べる
食事なしや朝食のみのホームステイは、朝夕食付きより滞在費を抑えられます。ただし、外食が増えると別にかかる食費が上がります。滞在費だけで決めず、4週間の食費を加えて比べます。
夏休みや年末年始を避ける
夏は航空券が上がりやすく、学校や滞在先に追加料金がかかることもあります。出発時期を選べる場合は、夏休みや年末年始以外の日程も確認します。
空港送迎と公共交通を比べる
鉄道や長距離バスは学校の送迎車より安くなることがあります。一方、夜間到着、荷物が多い場合、乗換えに不安がある場合は送迎車の方が移動しやすくなります。料金だけでなく到着時刻と移動の負担も含めて決めます。
同じ学校で選べる費用を見積もる
授業料と滞在費の最低額を別々の学校から取り出しても、その組み合わせでは申し込めません。希望するレッスン数と滞在方法を決め、同じ学校で選べる条件を組み合わせると、実際に必要な金額が分かります。
オックスフォードやロンドンと比べると安い?
ケンブリッジだからロンドンより必ず安くなるとは限りません。語学学校の授業料、レッスン数、ホームステイの食事条件、学生寮の部屋の種類によっては、ロンドンと同程度になることもあります。
オックスフォードも大学を中心とした街で、1ヵ月の総額に大きな差が出ない組み合わせがあります。都市名だけで比べず、同じ期間、同じレッスン数、同じ食事条件で見積もると違いが分かりやすくなります。
費用とあわせて、街の規模や学校の立地、ロンドンへの移動、過ごしたい環境も比べます。
ケンブリッジ留学1ヵ月の費用に関するよくある質問
Qケンブリッジ留学1ヵ月の費用はいくらですか?+
ホームステイを利用する場合、授業料、滞在費、往復航空券、海外留学保険、現地生活費を含めて約61万〜102万円が目安です。学生寮を選ぶと滞在費が上がるため、総額も高くなることがあります。
Q費用には航空券や保険も含まれていますか?+
含まれています。総額には授業料、ホームステイ、入学金などの学校諸費用、往復航空券、空港からの移動、海外留学保険、現地生活費を含めています。ETA申請料は約3,400円です。
Q1ヵ月の授業料はいくらですか?+
4週間で1,110〜1,750ポンドが目安です。日本円では約24万〜37万円になります。どの学校を選ぶか、週のレッスン数、午前と午後のどちらに通うかで変わります。
Qホームステイと学生寮ではどちらが安いですか?+
滞在費だけを比べると、ホームステイの方が安くなりやすいです。4週間でホームステイは約16万〜28万円、学生寮は約24万〜36万円です。学生寮は食事が付かないところが中心なので、食費も別に必要です。
Q最低額の約61万円で実際に申し込めますか?+
約61万円は、複数の学校から安い授業料や滞在費を取り出して合計した目安です。安い授業料と安いホームステイを同じ学校で選べるとは限らないため、実際に約61万円で申し込めるとは限りません。希望条件を同じ学校で組み合わせた見積もりが必要です。
Q1ヵ月の留学にビザは必要ですか?+
日本国籍で1ヵ月の語学留学をする場合、事前の学生ビザ申請は必要ありません。渡航前にETAを取得し、6ヵ月以内の滞在として入国します。ETAでの滞在中は働けません。
QETAの申請料はいくらですか?+
ETAの申請料は16ポンドで、1ポンド=214円では約3,400円です。申請料は改定されることがあるため、申請前にイギリス政府の公式ページで確認してください。
Q1ヵ月でも英語力は伸びますか?+
英語で授業を受け、日常生活でも英語を使うため、聞き取りや会話への抵抗を減らす経験はできます。大きな上達を断定できる期間ではありませんが、苦手な部分が分かり、その後の学習方針を決めやすくなります。
Q夏休みの留学は高くなりますか?+
夏は航空券が高くなりやすく、学校や滞在先によっては夏の追加料金もかかります。希望するホームステイや学生寮も埋まりやすいため、早めに空き状況と料金を確認します。
QYMSで最初の1ヵ月だけ学校へ通えますか?+
通えます。YMSでは語学学校へ通う期間に11ヵ月までという制約はなく、最初の1ヵ月だけ受講することもできます。生活に慣れ、仕事や住まいの情報を集めてから仕事探しへ移る計画も考えられます。
Qケンブリッジはオックスフォードより安いですか?+
どちらも大学を中心とした街で、費用に大きな差が出ない組み合わせがあります。都市だけで比べず、同じレッスン数、同じ食事条件、同じ部屋の種類で見積もる必要があります。
Q学校を途中でやめた場合は返金されますか?+
学校を途中でやめても、支払い済みの授業料は返金されない規定が多くなっています。滞在費は未使用分が返金されることがありますが、申出後の数週間分は返金されないなど、どの時点から返金対象になるかは学校によって異なります。
まとめ|ケンブリッジ留学1ヵ月の予算を確認する
ケンブリッジ留学1ヵ月の費用は、ホームステイを利用する場合で約61万〜102万円が目安です。午前の一般英語コースとホームステイを組み合わせたモデルケースでは、ETAを含めて約81万8千円となりました。
同じ期間でも、どの学校へ通うか、レッスン数、ホームステイの食事条件、学生寮の部屋、渡航時期によって総額は変わります。最低額だけを見るのではなく、同じ学校で実際に選べる授業料と滞在費を組み合わせて確認することが大切です。
1ヵ月は夏休みや春休みの短期留学に使えるほか、YMS渡航後の生活準備、人とのつながり作り、仕事探しに向けた情報収集にも利用できます。



