ケンブリッジ留学の費用はいくら?期間別の総額と内訳

ケンブリッジ留学の費用と期間別の総額

世界的な大学都市として知られるケンブリッジは、歴史のある建物と落ち着いた街並みの中で英語を学べる留学先です。ロンドンから鉄道で移動しやすく、語学学校への短期留学から大学進学まで、目的に合わせた留学ができます。

ケンブリッジへ1ヵ月留学する場合、授業料やホームステイ、航空券、海外留学保険、現地での生活費を合わせて、約61万〜102万円が目安です。学生寮を選ぶと滞在費が上がるため、総額も変わります。

3ヵ月では約147万〜251万円、6ヵ月では約262万〜452万円、1年の語学留学では約522万〜892万円を見込んでおくと、留学に必要な費用をひと通り含められます。どの学校に通うか、週のレッスン数、滞在方法、渡航時期によって金額には幅が出ます。

期間ごとの総額に加えて、授業料、ホームステイ、学生寮、航空券、保険、生活費、ビザ代をそれぞれ確認できます。ケンブリッジの街や留学生活については、ケンブリッジ留学の案内ページでも紹介しています。

費用をわかりやすくお伝えするため、このページでは1ポンド=214円で計算しています。実際の費用は為替レートの変動によって変わりますので、目安としてご覧ください。(2026年8月更新)

ケンブリッジ留学の費用総額【期間別の早見表】

ケンブリッジ留学の総額は、1ヵ月で約61万〜102万円、3ヵ月で約147万〜251万円、6ヵ月で約262万〜452万円が目安です。1年の語学留学では、短期学生ビザで滞在できる期間を踏まえて約522万〜892万円としています。

1ヵ月約61万円約102万円
3ヵ月約147万円約251万円
6ヵ月約262万円約452万円
1年約522万円約892万円

表の下限は、各学校が用意している授業料と滞在費のうち、低い料金を組み合わせて計算した目安です。同じ学校で最も安い授業料と最も安い滞在先を同時に選べるとは限らず、下限額どおりに収まる組み合わせは限られます。

早見表はホームステイを利用する語学留学をもとに、授業料、滞在費、往復航空券、海外留学保険、現地生活費を合計しています。1年の費用には、短期学生ビザの申請料とIHS(イギリスの社会保険料のようなもの)も含めました。

学生寮を選ぶ場合、1ヵ月の寮費は約24万〜36万円です。ホームステイの約16万〜28万円より高くなるため、総額もその分上がります。食事が付かない寮では、寮費とは別に自炊や外食の費用も必要です。

留学期間を長くしても、1ヵ月の費用をそのまま月数倍した金額にはなりません。語学学校では長期申込みの授業料を低く設定することがあり、航空券のように留学期間が変わっても大きく増えない費用もあるためです。一方で、長期になるほどビザや保険、生活費の負担は増えていきます。

ケンブリッジ留学の1ヵ月・3ヵ月・6ヵ月・1年の費用総額を比較したグラフ

各期間の詳しい計算や、実際に選びやすい条件を組み合わせた費用例は、それぞれの期間別ページで紹介します。

ケンブリッジ留学費用の内訳

ケンブリッジ留学では、授業料と滞在費が総額の大きな部分を占めます。そこへ航空券、海外留学保険、現地生活費を加え、留学期間によってはETAやビザにかかる費用も必要です。

1ヵ月留学を例にすると、費用の内訳は次のようになります。

授業料約24万円約37万円
ホームステイ約16万円約28万円
往復航空券・空港からの移動約15万円約25万円
海外留学保険約2万円約3万円
現地生活費約5万円約9万円
合計約61万円約102万円
ケンブリッジ留学1ヵ月の授業料・ホームステイ・航空券・保険・生活費を比較したグラフ

それぞれの項目にある低い金額を組み合わせた場合でも、同じ学校でその組み合わせを選べるとは限りません。実際の費用は、選ぶ学校の授業料と、その学校が用意するホームステイや学生寮の料金を合わせて確認します。

入学金、教材費、滞在先の手配料は、授業料や滞在費に含めて計算しています。学校から届く請求書では別々に記載されることもあるため、授業料だけを見て予算を決めないようにしておきたいところです。

① 授業料

ケンブリッジの語学学校へ1ヵ月通う場合、授業料は1,110〜1,750ポンドです。日本円では約24万〜37万円になります。

どの学校を選ぶか、週のレッスン数をどのくらいにするかによって金額が変わります。午前の一般英語コースより午後のコースが安く設定されていたり、試験対策やマンツーマンレッスンを加えると高くなったりすることもあります。

3ヵ月以上の申込みでは、週あたりの授業料を短期より低く設定している学校があります。そのため、1ヵ月分の授業料をそのまま3倍、6倍した金額とは一致しません。

学校によっては、授業料とは別に入学金、教材費、送金手数料が必要です。見積もりを比べるときは、授業料だけでなく、学校へ支払う金額全体を確認します。

② 滞在費

ホームステイを1ヵ月利用する場合は730〜1,290ポンドです。日本円では約16万〜28万円になります。朝食のみ、朝夕食付きなど食事の条件が異なり、専用バスルームを希望すると追加料金がかかる場合もあります。

学生寮は1ヵ月で1,120〜1,680ポンドです。日本円では約24万〜36万円になります。ホームステイより自由に過ごしやすい一方で、食事は付かず、自炊する寮が中心です。寮費のほかに食費を見込んでおく必要があります。

夏はケンブリッジを訪れる学生が増え、学校や滞在先によって追加料金が設定されます。夏休みを利用する場合は、通常の滞在費だけでなく夏の追加料金も確認します。

③ 航空券と空港からの移動費

日本からケンブリッジへ向かう場合、ロンドンのヒースロー空港やガトウィック空港まで飛行機で移動し、そこからバス、鉄道、学校の送迎車などを利用します。

往復航空券と空港からケンブリッジまでの移動を合わせ、約15万〜25万円を目安にしています。航空券は出発時期、予約時期、直行便か経由便かによって大きく変わります。

空港送迎は荷物が多いときにも利用しやすい反面、バスや鉄道より高くなります。到着時間によっては、夜間や休日の追加料金がかかることもあります。

④ 海外留学保険

海外留学保険は、1ヵ月で約2万〜3万円を見込んでいます。補償内容や年齢によって保険料は変わります。

治療費だけでなく、携行品、航空機の遅延、個人賠償などが補償に含まれるプランもあります。保険料だけで決めず、留学中に必要と考える補償を確認したうえで選びます。

⑤ 現地での生活費

昼食、日用品、携帯電話、交通費、交際費などを合わせ、1ヵ月で約5万〜9万円を見込んでいます。外食や週末の旅行が増えると、この金額を超えることもあります。

ケンブリッジではバスのほか、自転車で移動する人も多く見られます。滞在先から学校までの距離によっては、自転車を借りたり中古で購入したりする方が、毎日の交通費を抑えられることもあります。

ホームステイに朝夕の食事が付いていれば、自分で負担する食費を抑えやすくなります。朝食のみのホームステイや学生寮では、昼食と夕食を含めた食費が別に必要です。

⑥ ビザにかかる費用

6ヵ月以内の留学では、事前にETAを取得して渡航します。ETAの申請料は16ポンドで、日本円では約3,400円です。

6ヵ月を超えて英語を学ぶ場合は、英語学習専用の短期学生ビザを利用できます。短期学生ビザでは、イギリスへの入国から出国までの期間が最長11ヵ月です。現地での延長や、学生ビザへの切り替えはできません。

渡航方法ごとに必要な費用

ETA
6ヵ月以内
16ポンド 約3,400円
短期学生ビザ
申請料228ポンド+IHS 776ポンド
1,004ポンド 約21万5千円
学生ビザ
申請料558ポンド+IHS 776ポンド
1,334ポンド 約28万5千円

語学学校へ通うだけで学生ビザを取得できるわけではありません。学生ビザを利用するには、学校やコースがビザの条件を満たしている必要があります。YMSで渡航する場合は、学校へ通う期間に11ヵ月までという制約はなく、働きながら学費や生活費の一部を補うこともできます。

ビザの申請料やIHSは改定されることがあります。申請前にはイギリス政府の案内で最新の金額を確認してください。

期間別に見るケンブリッジ留学の費用

短期留学では航空券などの固定費が総額に占める割合が大きく、長期留学では授業料と滞在費の負担が増えていきます。学校によっては長く申し込むほど週あたりの授業料が下がるため、期間が2倍になっても総額がそのまま2倍になるとは限りません。

ケンブリッジ留学1ヵ月の費用

ケンブリッジへ1ヵ月留学する場合、総額は約61万〜102万円が目安です。授業料は約24万〜37万円、ホームステイは約16万〜28万円となり、残りを航空券、海外留学保険、現地生活費が占めます。

1ヵ月は大学の春休みや夏休みを利用しやすく、英語学習とイギリスでの生活を経験したい場合に選びやすい期間です。短い期間でも航空券や空港からの移動費は必要になるため、1週間あたりで見ると3ヵ月以上の留学より高くなります。

授業時間を増やすと、放課後に街を歩いたり、学校の活動へ参加したりする時間が少なくなることもあります。限られた期間で授業をどのくらい受けたいかを考え、レッスン数を決めます。

ケンブリッジ留学3ヵ月の費用

3ヵ月留学の総額は約147万〜251万円です。授業料は約64万〜107万円、ホームステイは約47万〜83万円となります。

12週間ほど学校へ通うと、授業に慣れるだけでなく、放課後や週末の過ごし方も見つけやすくなります。1ヵ月より現地生活に使える時間が増え、英語を使う場面も授業以外へ広がっていきます。

3ヵ月であれば、ETAを取得して渡航できます。ビザ申請料やIHSはかかりませんが、ETAの申請料は必要です。

季節をまたいで滞在すると、衣類や日用品を現地で買い足すこともあります。週末にロンドンへ出かけたり、イギリス国内を旅行したりする場合は、早見表の生活費とは別に予算を用意しておくと安心です。

ケンブリッジ留学6ヵ月の費用

6ヵ月留学の総額は約262万〜452万円です。授業料は約111万〜190万円、ホームステイは約94万〜165万円を見込んでいます。

学生寮を選ぶ場合、6ヵ月の寮費は約144万〜216万円です。ホームステイより高くなることがありますが、家庭内の決まりが少なく、自分の生活時間に合わせて過ごしやすいことから寮を選ぶ人もいます。食事は自炊が中心になるため、寮費とは別に食費が必要です。

イギリスにはETAで最長6ヵ月滞在できます。入国日から出国日までが6ヵ月を超えないよう、学校の開始日と終了日だけでなく、到着日と帰国日を含めて日程を決めます。

24週間ほど通う場合、途中に学校のホリデーを入れられることがあります。23週間分の授業を申し込み、1週間のホリデーをはさんで24週間滞在できる学校であれば、授業料を1週間分抑えられます。ただし、授業がない週も滞在費は必要です。

ケンブリッジ留学1年の費用

1年の語学留学では、総額として約522万〜892万円を見込んでいます。授業料は約221万〜380万円、ホームステイは約187万〜332万円です。学生寮を利用すると、寮費だけで約288万〜431万円になります。

短期学生ビザを利用して英語を学ぶ場合、イギリスへの入国から出国までの期間は最長11ヵ月です。11ヵ月分の授業を申し込むと、入国日から授業開始までと、授業終了から出国までの日数も11ヵ月の中に含まれます。渡航日程に余裕がなくなるため、コース期間と入国日を合わせて確認する必要があります。

YMSで渡航する場合は、語学学校へ通う期間に11ヵ月までという制約はありません。希望すれば1年間通して受講でき、YMSの在留期間内であれば1年を超えて通うこともできます。実際には、途中から仕事を始めるため、最初の数ヵ月だけ学校へ通う計画も考えられます。

短期学生ビザでは働けませんが、YMSでは働くことができます。収入を学費や生活費の一部に充てられる点は、同じ1年滞在でも大きな違いになります。

長く通うと週あたりの授業料が下がることがある

ケンブリッジの語学学校には、申込期間が長くなるほど、週あたりの授業料を低く設定している学校があります。1ヵ月の授業料をそのまま12倍しても、1年分の授業料とは一致しません。

たとえば、1ヵ月の授業料は1,110〜1,750ポンドですが、6ヵ月では5,200〜8,880ポンドです。1ヵ月分を6倍した金額より低くなる学校が含まれていることが分かります。

ただし、長期割引の内容は学校によって異なります。授業料が下がっても、夏の追加料金や教材費、ホリデー期間の滞在費が別に加わることがあります。長期留学では、週あたりの授業料だけでなく、学校と滞在先へ支払う金額全体を比べます。

ホームステイと学生寮では費用がいくら違う?

ケンブリッジの語学留学では、ホームステイまたは学生寮を選ぶ形が中心です。ホームステイは食事が付くプランがあり、学生寮は自炊しながら比較的自由に過ごせます。

滞在費だけを比べるとホームステイの方が低くなりやすいものの、食事の条件や部屋の設備、学校までの距離によって実際の負担は変わります。

滞在方法別の費用

1ヵ月の滞在費

ホームステイ約16万円約28万円
学生寮約24万円約36万円

3ヵ月の滞在費

ホームステイ約47万円約83万円
学生寮約72万円約108万円

6ヵ月の滞在費

ホームステイ約94万円約165万円
学生寮約144万円約216万円

1年の滞在費

ホームステイ約187万円約332万円
学生寮約288万円約431万円

学生寮は、1ヵ月でホームステイより約8万円高いところから始まり、選ぶ寮によっては差がさらに広がります。長期になると差も大きくなり、1年では100万円前後変わる組み合わせもあります。

ただし、ホームステイと学生寮では食事の条件が異なります。寮費だけを比べて決めるのではなく、別に必要になる食費や通学費も含めて考えます。

ケンブリッジ留学で利用するホームステイと学生寮の個室イメージ

左はホームステイ、右は学生寮の個室を想定したイメージです。実際の部屋や設備は滞在先によって異なります。

ホームステイで暮らす場合

ホームステイは、現地の家庭に滞在しながら学校へ通う方法です。ケンブリッジでは、朝食のみ、朝夕食付き、食事なしなどのプランがあります。今回の費用幅には、食事条件の異なるホームステイが含まれています。

朝夕食付きであれば、自分で用意する食事は昼食が中心になります。朝食のみや食事なしのプランは滞在費を抑えられることがありますが、その分だけ自分で負担する食費が増えます。

ホームステイには、食事の時間、シャワー、洗濯など家庭ごとの決まりがあります。帰宅が遅くなりやすい場合や、自分の時間に合わせて食事を取りたい場合は、申込み前に生活上の希望を伝えておきます。

学校まで歩いて通えるとは限りません。中心部から離れた住宅街に滞在し、バスや自転車で通学することもあります。滞在費だけでなく、通学時間と交通費も確認したいところです。

学生寮で暮らす場合

学生寮では、個室で生活しながらキッチンや共有スペースをほかの学生と一緒に使う形が多くなります。ホームステイほど生活上の決まりが多くなく、自分の時間に合わせて過ごしやすいことから選ばれています。

食事は付かない寮が中心なので、自炊や外食の費用が必要です。料理をする回数や外食の頻度によっては、寮費に食費を加えた金額がホームステイよりかなり高くなることもあります。

学校が管理する寮のほか、外部の学生寮を紹介される場合もあります。利用できる期間、学校までの距離、専用バスルームの有無、光熱費が含まれているかを確認します。

短期留学ではどちらを選ぶ?

1ヵ月や3ヵ月では、食事の準備や生活用品をそろえる手間が少ないホームステイを選びやすくなります。学生寮に空室があり、短期でも申し込める場合は、自由に生活したいという理由で寮を選ぶこともできます。

6ヵ月でも、途中からフラットシェアへ移るのは簡単ではありません。4ヵ月や5ヵ月だけ入居できる部屋は限られ、契約や保証金の手続きも必要になるためです。6ヵ月の留学では、最初から最後までホームステイまたは学生寮で過ごす計画の方が現実的です。

長期留学ではフラットシェアも候補になる

1年ほど滞在する場合は、現地で生活に慣れてからフラットシェアを探す方法もあります。ただし、希望する時期に学校へ通いやすい部屋が見つかるとは限りません。

家賃のほかに、保証金、光熱費、インターネット代が必要になることがあります。契約期間や退去時の条件も部屋ごとに違うため、安さだけで決めず、契約内容を確認してから入居します。

滞在方法を比べるときに確認したいこと

  • 食事が何回付いているか
  • 学校までの通学時間
  • バス代や自転車代が別に必要か
  • 専用バスルームがあるか
  • 光熱費やインターネット代が含まれているか
  • 夏の追加料金があるか
  • 最低滞在期間が決められているか

ケンブリッジならではの魅力と大学留学の費用

ケンブリッジは、語学学校へ通う留学先であると同時に、世界的に知られる大学都市です。街の中心部には歴史のあるカレッジが点在し、その周りに商店、飲食店、学生向けの施設が集まっています。

ロンドンほど大きな都市ではありませんが、日常生活に必要なものは街の中心部でそろえやすく、バスや自転車で通学できます。大都市のにぎやかさより、落ち着いた環境で英語を学びたい場合に検討しやすい街です。

大学と街が分かれていない環境

ケンブリッジ大学は、ひとつの大きなキャンパスだけで成り立っている大学ではありません。複数のカレッジや大学施設が街の中に点在しているため、中心部を歩いているだけでも大学都市らしい雰囲気を感じられます。

語学学校への留学であっても、歴史のある建物や学生の多い環境は日々の生活の一部になります。大学の施設へ自由に入れるとは限りませんが、街そのものから受ける印象は、ほかのイギリスの留学先とは少し異なります。

バスと自転車で通学しやすい

ケンブリッジでは、自転車を使って移動する人を多く見かけます。滞在先と学校の位置によっては、バスを毎日利用するより、自転車を借りたり中古で購入したりする方が移動しやすいこともあります。

ただし、イギリスと日本では交通の流れや道路の使い方が異なります。自転車を利用する場合は、現地の交通ルールを確認し、夜間に備えてライトや反射材も用意します。

雨の日や滞在先が学校から離れている場合は、バスの方が通いやすくなります。滞在先を決めるときは、距離だけでなく、バスの経路や自転車で走りやすい道があるかも確認します。

ロンドンへ出かけやすい

ケンブリッジからロンドンまでは鉄道や長距離バスで移動できます。週末にロンドンへ出かけやすい一方、何度も往復すれば交通費が増えます。

早見表に含めた現地生活費は、ケンブリッジでの日常生活を想定した金額です。ロンドン観光やイギリス国内旅行を予定している場合は、鉄道代、宿泊費、観光施設の入場料を別に用意します。

留学スクエアが現地視察したスタッフォードハウス・ケンブリッジの校舎

留学スクエアの現地視察時に撮影した、スタッフォードハウス・ケンブリッジの校舎です。

留学スクエアスタッフが現地視察して感じたこと(2024年5月訪問)

2024年5月に留学スクエアのスタッフがケンブリッジの語学学校を視察しました。語学学校は町の中心部に集まっているわけではなく、ケンブリッジ駅の近く、中心部、中心部から少し離れた場所などに分かれています。大学を中心とした小さな町で、都会らしさはあまりありませんが、街にはのんびりとした空気が流れていました。視察中に治安面で不安を感じる場面もありませんでした。中心部にはマーケットがあり、屋台で昼食を買って食べるのも楽しみの一つになりそうです。スーパーマーケットやショッピングモールもあるため、日用品の買い物には困りません。ケンブリッジ駅と大学のカレッジが集まる中心部は少し離れており、駅から中心部へは徒歩またはバスで移動します。学校によって通学の仕方が変わるので、学校を選ぶ際は授業内容や費用だけでなく、立地も確認しておきたいところです。

2023年10月に留学スクエアのスタッフが現地で撮影した動画では、ケンブリッジ大学のカレッジが並ぶ中心部や、街を歩いたときの雰囲気を確認できます。

語学留学とケンブリッジ大学への留学は別に考える

「ケンブリッジ留学」という言葉には、語学学校への留学とケンブリッジ大学への進学の両方が含まれます。ただし、授業内容、入学条件、留学期間、必要な費用は大きく異なります。

語学学校では、英語力や目的に合うコースを選び、1ヵ月から長期まで期間を決めて申し込みます。ケンブリッジ大学へ進学する場合は、大学が定める入学条件を満たし、専攻ごとの授業料、カレッジフィー、生活費を用意しなければなりません。

ケンブリッジ大学の留学生向け授業料

ケンブリッジ大学の2026年度入学者に対する留学生向け授業料は、専攻によって年間29,052〜70,554ポンドです。日本円では年間約622万〜1,510万円になります。

人文・社会科学など29,052ポンド約622万円
数学32,406ポンド約693万円
建築・デザイン・地理・音楽38,010ポンド約813万円
工学・情報科学・自然科学など44,214ポンド約946万円
医学・獣医学70,554ポンド約1,510万円

この授業料だけで大学留学の総額になるわけではありません。留学生は、授業料に加えてカレッジフィーを支払う必要があります。さらに住居費、食費、教材費、学生ビザ、IHS、航空券なども必要です。

ケンブリッジ大学で必要になる生活費

ケンブリッジ大学は、2027年度の学部生に必要な生活費として、1ヵ月1,330ポンドを示しています。日本円では約28万5千円です。

9ヵ月では11,970ポンドです。日本円では約256万円になります。12ヵ月では15,960ポンドとなり、日本円では約342万円です。この金額には住居、食費、日用品、交際費、学習に必要な費用などが含まれています。

1ヵ月1,330ポンド約28万5千円
9ヵ月11,970ポンド約256万円
12ヵ月15,960ポンド約342万円

大学の授業料、カレッジフィー、生活費を合わせると、語学学校へ1年間通う場合より大きな予算が必要です。医学や獣医学のように授業料が高い専攻では、年間総額がさらに上がります。

大学の費用は入学年度、専攻、所属するカレッジによって変わります。進学を検討する場合は、大学全体の目安だけでなく、希望する専攻とカレッジの最新料金を確認します。

YMSで語学学校に通う場合の費用

YMSを利用すると、イギリスに最長2年間滞在しながら働くことができます。語学学校へ通う期間に11ヵ月までという制約もないため、渡航後の予定に合わせて受講期間を決められます。

実際には、渡航してすぐに仕事を始めるのではなく、最初の1ヵ月から3ヵ月ほど語学学校へ通い、英語と現地生活に慣れてから仕事探しへ進む計画も考えられます。

YMSにかかる費用

YMSの申請料は340ポンド、2年分のIHSは1,552ポンドです。合わせて1,892ポンドとなり、日本円では約40万5千円です。

申請料340ポンド約7万3千円
IHS1,552ポンド約33万2千円
合計1,892ポンド約40万5千円

このほか、申請時には決められた金額を保有していることを示す必要があります。その時点の残高だけを示す証明ではなく、取引明細を使って一定期間の残高の流れを確認できるようにします。

申請料、IHS、必要な資金額は改定されることがあります。申請前には、イギリス政府が案内する最新情報を確認してください。

語学学校へ3ヵ月通う場合の予算

YMSで渡航し、最初の3ヵ月をケンブリッジの語学学校で過ごす場合、留学費用とYMSにかかる費用を合わせて約188万〜292万円が目安です。

授業料約64万円約107万円
ホームステイ約47万円約83万円
航空券・空港からの移動約15万円約25万円
海外留学保険約6万円約9万円
現地生活費約15万円約27万円
YMSにかかる費用約40万5千円
合計約188万円約292万円

海外留学保険は語学学校へ通う3ヵ月分で計算しています。YMSで2年間滞在する場合は、学校を終えた後の保険や生活費も別に用意します。

学校へ通いながら生活と仕事の情報を集める

語学学校は英語を学ぶだけでなく、現地生活の情報を集める場所にもなります。ほかの学生から住まいや仕事探しについて聞いたり、学校のスタッフへ相談したりすることで、渡航したばかりの時期にも情報を得やすくなります。

ケンブリッジで仕事を探す場合だけでなく、その後ロンドンや別の都市へ移る予定でも、学校でできた知り合いから仕事先や住まいの話を聞けることがあります。必ず仕事が見つかるわけではありませんが、知り合いがほとんどいない状態で仕事探しを始めるより動きやすくなります。

どのくらい学校へ通うか

英語に不安がある場合

日常会話や仕事探しの英語に不安がある場合は、2ヵ月から3ヵ月ほど通う計画が考えられます。授業だけでなく、買い物、通学、学校の活動を通して英語を使う時間を増やせます。

ある程度英語を話せる場合

生活の立ち上げと仕事探しの準備を中心に考えるなら、1ヵ月通う方法もあります。学校で知り合いを作り、現地の生活に慣れながら、その後の仕事や住まいを探し始めます。

仕事と学校を両立する場合

YMSでは働きながら語学学校へ通えます。午後や夕方のコースがあれば、勤務時間に合わせられることもあります。ただし、仕事の時間が増えると授業の予習や復習に使える時間は少なくなります。

YMSの2年間をできるだけ無駄なく使うには、語学学校の開始日をイギリスへの入国時期に合わせておく方法があります。入国後しばらくしてから学校を始めるより、到着後早い時期に通い始める方が、その後の仕事や生活へ進みやすくなります。

ケンブリッジ留学の費用を抑える方法

ケンブリッジ留学の費用は、学校、レッスン数、滞在方法、渡航時期を変えることで差が出ます。授業料だけを下げようとすると希望する授業内容から離れてしまうため、留学生活全体を見ながら調整します。

どの学校へ通うか比べる

ケンブリッジの語学学校は、同じ一般英語コースでも授業料が同じではありません。1ヵ月の授業料には1,110〜1,750ポンドの幅があり、どの学校を選ぶかによって約14万円変わります。

料金を比べるときは、週の授業時間、1クラスの人数、教材費、入学金、学校の立地も確認します。授業料が低くても、教材費や通学費を加えると別の学校との差が小さくなることがあります。

学校のキャンペーンを利用する

語学学校では、授業料の割引や入学金の免除などのキャンペーンが行われることがあります。長期申込みだけでなく、特定の開始日や申込期限が条件になることもあります。

キャンペーンを利用する場合は、割引率だけで決めず、対象となるコース、申込期間、返金条件を確認します。予定を変更したときに割引料金が適用されなくなったり、通常より厳しい取消条件が設定されたりすることもあるためです。

レッスン数を増やしすぎない

午前と午後に授業がある集中コースは、短期間で多く学びたい場合に利用できます。その一方で、授業料が上がり、放課後に街へ出たり、学校の活動へ参加したりする時間も少なくなります。

午前を中心とした一般英語コースでも、授業後に復習し、ホームステイや街中で英語を使えば学習時間を増やせます。目的に合わないレッスンまで追加しないことで、授業料を抑えられます。

午後のコースを確認する

学校によっては、午前より授業料を低くした午後のコースを設けています。午前中を自習や仕事探しに使い、午後から授業へ通う生活が合う場合は、費用を抑える方法のひとつになります。

セントジャイルズ・ケンブリッジでは、一般英語の午後20レッスンコースを提供しています。午前のコースと授業料を比べながら、授業時間が生活の予定に合うかも確認できます。

午後のコースはすべての学校にあるわけではなく、時期や英語レベルによって開講されないこともあります。希望する開始日に受講できるかを確認します。

ホームステイの食事タイプを比べる

朝夕食付きのホームステイは滞在費が高くなりやすいものの、夕食を毎日外で買う必要がありません。朝食のみや食事なしのプランは滞在費を下げられますが、自分で負担する食費は増えます。

滞在費だけを見ると食事なしが安くても、外食が増えれば総額は高くなります。自炊できるか、学校の帰りに食事を買うことが多くなりそうかまで考えて比べます。

早めに学校と滞在先を申し込む

夏は語学留学生や研修で訪れる学生が増え、希望する滞在先が埋まりやすくなります。申込みが遅くなると、料金の高い部屋しか残っていなかったり、学校から離れた滞在先になったりすることがあります。

早めに申し込めば必ず安くなるわけではありませんが、料金と条件を比べながら選べる余地が残ります。夏に渡航する場合は、学校と滞在先を航空券より先に確認しておくと計画を立てやすくなります。

航空券が高くなる時期を避ける

航空券は、夏休み、年末年始、連休の前後に高くなりやすくなります。出発日を数日ずらすだけで料金が変わることもあるため、学校の開始日に間に合う範囲で複数の日程を比べます。

ロンドンまでの直行便だけでなく、アジアや中東を経由する便も候補になります。ただし、乗継時間が長い便や、預け荷物が最終目的地まで運ばれない便もあります。料金差と移動の負担を見て選びます。

長期留学ではホリデーを含めて日程を組む

語学学校によっては、12週間ごとに1週間ほどのホリデーを取れることがあります。たとえば23週間分の授業を申し込み、途中に1週間のホリデーを入れると、授業料は23週間分のまま24週間滞在できます。

ホリデー中もホームステイや学生寮を利用する場合は、24週間分の滞在費が必要です。授業料は1週間分抑えられても、留学費用全体が1週間分なくなるわけではありません。

学校ごとにホリデーを取れる条件が異なり、短い申込みでは利用できない場合もあります。申込み前に学校の規定を確認します。

バスと自転車の費用を比べる

滞在先から学校まで毎日バスを使うと、長期留学では交通費が積み重なります。自転車で通える距離であれば、レンタルや中古自転車を利用することで通学費を抑えられることがあります。

自転車代だけでなく、鍵、ライト、ヘルメット、修理費も必要です。雨の日や暗い時間帯に通学する可能性もあるため、費用だけでなく安全に通えるかを含めて判断します。

費用を比べるときの確認項目

  • 授業料に入学金や教材費が含まれているか
  • 週の授業数と1回あたりの授業時間
  • 長期割引やキャンペーンの条件
  • ホームステイに付く食事の回数
  • 学生寮の光熱費が料金に含まれているか
  • 夏の追加料金があるか
  • 滞在先から学校までの交通費
  • ホリデー中も滞在費が必要か

ケンブリッジ留学の費用に関するよくある質問

Qケンブリッジ留学には1ヵ月でいくら必要ですか?

ホームステイを利用する場合、授業料、滞在費、往復航空券、海外留学保険、現地生活費を合わせて約61万〜102万円が目安です。各費用の価格幅を合計した金額なので、同じ学校で下限額どおりに申し込めるとは限りません。学生寮を選ぶと、滞在費と食費が上がるため総額も高くなることがあります。

Qケンブリッジ留学3ヵ月の費用はいくらですか?

ホームステイを利用する3ヵ月留学では、約147万〜251万円が目安です。授業料は約64万〜107万円、ホームステイは約47万〜83万円で、航空券、保険、生活費も含めて計算しています。

Q6ヵ月のケンブリッジ留学にはビザが必要ですか?

日本国籍であれば、ETAを取得して最長6ヵ月まで滞在できます。学校の受講期間だけでなく、イギリスへの入国から出国までが6ヵ月以内になるように日程を組む必要があります。

Q1年の語学留学では何ヵ月学校に通えますか?

短期学生ビザでは、イギリスへの入国から出国まで最長11ヵ月です。11ヵ月分のコースを申し込むと、授業開始前と終了後の日数も含めて11ヵ月以内に収める必要があります。YMSではこの制約がなく、希望すれば1年間通して受講できます。

Qホームステイと学生寮ではどちらが安いですか?

滞在費だけを比べると、ホームステイの方が安くなりやすいです。1ヵ月ではホームステイが約16万〜28万円、学生寮が約24万〜36万円です。学生寮は食事が付かないところが中心なので、自炊や外食の費用も必要になります。

Qケンブリッジはロンドンより留学費用が安いですか?

ケンブリッジだから必ずロンドンより安くなるとは限りません。授業料は選ぶ学校とレッスン数、滞在費は食事条件や部屋の種類によって変わります。同じ期間と滞在条件をそろえて比べる必要があります。

Qオックスフォードとの費用差はどのくらいですか?

ケンブリッジとオックスフォードは、どちらも大学都市で、費用に大きな差が出ない組み合わせもあります。都市だけで比べるより、通いたい学校の授業料、レッスン数、ホームステイや学生寮の費用をそろえて比べる方が実際の差を確認しやすくなります。

Q紹介されている総額には航空券や保険も含まれていますか?

期間別の総額には、授業料、ホームステイ、入学金などの学校諸費用、往復航空券、空港からの移動、海外留学保険、現地生活費を含めています。6ヵ月を超える期間では、必要となるビザ申請料とIHSも加えています。

Qケンブリッジ大学へ留学する場合はいくら必要ですか?

2026年度入学者の留学生向け授業料は、専攻によって年間29,052〜70,554ポンドです。日本円では約622万〜1,510万円になります。このほかにカレッジフィー、生活費、学生ビザ、IHS、航空券などが必要です。

Q夏に留学すると費用は高くなりますか?

夏は航空券が高くなりやすく、学校や滞在先によっては夏の追加料金もかかります。希望するホームステイや学生寮が埋まりやすいため、夏休みに留学する場合は早めに空き状況と料金を確認します。

Q途中で帰国する場合、授業料や滞在費は返金されますか?

学校を途中でやめても、支払い済みの授業料は返金されない規定が多くなっています。滞在費は未使用分が返金されることがありますが、申出後の4週間分は返金されないなど、どの時点から返金対象になるかは学校によって異なります。

QYMSでケンブリッジの語学学校に通えますか?

YMSでもケンブリッジの語学学校に通えます。受講期間に11ヵ月までという制約はなく、働きながら通うこともできます。渡航後の最初の1ヵ月から3ヵ月を英語学習と生活の準備に充て、その後に仕事を始める計画も考えられます。

まとめ|ケンブリッジ留学の費用を希望条件に合わせて確認する

ケンブリッジ留学の費用は、ホームステイを利用する場合、1ヵ月で約61万〜102万円、3ヵ月で約147万〜251万円、6ヵ月で約262万〜452万円、1年で約522万〜892万円が目安です。

同じ期間でも、どの学校へ通うか、レッスン数をどのくらいにするか、ホームステイと学生寮のどちらを選ぶかで総額は変わります。夏の追加料金、ビザ、学校のキャンペーンも金額に関わります。

希望する学校と滞在方法を決め、学校へ支払う費用と渡航後に使う生活費を分けて確認すると、必要な予算が見えやすくなります。

ケンブリッジ大学への進学を考える場合は、語学学校の費用とは別に、専攻ごとの授業料、カレッジフィー、大学が示す生活費を確認する必要があります。

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