オーストラリアへ留学する前に知っておくべきこと

沢山学ぶために知識の引き出しを準備しておく

留学先では、異なった価値観に触れる機会が沢山あります。自分とは違った文化を持つ相手を受け入れるためには「その人の国ではあたりまえの出来事」と「その人特有の性格である」ということを分けて認識するスキルが必要であると思います。多くの国文化を事前に知っておくことで、相手を受け入れる範囲も広がるのではないでしょうか。

また、留学先の語学学校では、政治や世界情勢、環境問題などについてディスカッションをする機会があります。世界で今何が起こっているのかの知識を持っていると、スムーズに会話を進めることができたり何も知識のない場合より学べる範囲が広くなります。留学をする前には語学だけではない知識を養うことをお勧めします。

困った時は助けを求める

私は自分の性格上、困った時は一人で考えて一人で解決しようとするタイプです。自分一人で物事を解決するのは成長するためにもなるのですが、留学の際には人に頼るということも重要になってくるのだということを学びました。

例えば、私は方向音痴で道を覚えることが苦手なため、スマホで道を調べて歩くことが多かったのですが、せっかく日本ではみることのできない景色に溢れているというのにスマホばかりを凝視して、歩くことを楽しんでいませんでした。そんな状況に嫌気がさして、ある時スマホを使わずに目的地まで辿り着くことにトライしてみようと決めました。道が分からなくなった時に試したのが、人に道を尋ねるという行為です。

緊張しながら道を尋ねると、みんな優しく教えてくれて心がとても温かくなりました。中には、道を聞くとそこから会話が弾み一緒にご飯を食べに行ったりもしました。このように留学で困った時に相手に頼ると多くのメリットがあります。英語でコミュニケーションが取れることや、悩みなどが人の優しさで和らぐこともあるのです。

道を尋ねるというのは一つの例ですが、勉強や私生活で悩んだことなどを誰かに相談するとたいていの人は優しく寄り添ってくれます。一人で解決することと人に頼ってもいいことを見分けて、自分の成長と健康との間にバランスをとりながら留学生活をエンジョイしましょう。

留学経験者に話を聞く

留学経験者の体験を、留学をしてからも何度か思い出す場面がありました。「ああ、あの人が言っていたことはこういうことか」と状況をすぐに理解できたため、問題が起きても比較的すぐに対応することができたと思います。

私が留学をする前に留学経験のある先輩が話してくれた言葉に「せっかく留学に大金を投資するのだから、貪欲にやりたいことに挑戦するべきだ」というものがあります。この言葉は留学中モチベーションを上げるために何度か思い出した言葉でもあります。留学前に何らかの話を留学経験者から聞いておくことは、留学生活をより良いものにすることができるでしょう。

自分がリラックスできる方法を理解しておく

自分がどの方法でリラックスすることができるかを理解・把握しておくことは重要です。留学中は自分でも気づかないうちにストレスが溜まっていきます。私は基本的にストレスはたまらない方なのですが、留学中何度かストレスによって体調を崩したりしたり疲れやすさを感じていました。

幸い、自分のストレス発散方法を知っていたため、疲れた時には自分に合ったリラックス方法で脳を休ませることをしていました。おかげで再び勉強に力を入れることができたり、ポジティブな思考を取り戻すことができていました。

留学前に自分のリラックスできる方法を把握しておき、留学先のどこでそれを発散できるか・リラックスするために日本から持っていけるものはあるかどうかを考えておくことをお勧めします。

最後に

留学の前に知っておくべきことについてお届けしました。留学は何が起こるか予期できないことで溢れています。少しでも何が起こるかどうかを把握しておくと、留学でかなえたい目標に近づくことができるのではないでしょうか。