サンフランシスコ留学中に訪ねたい見どころ4選
アメリカの留学の体験談をシリーズでご紹介しています。
第1弾の6回目はサンフランシスコで留学をご経験されているYM様(20代男性)から最後の体験談となります。今回は、『サンフランシスコ留学中に是非訪ねたい見どころ4選』というテーマで実際にサンフランシスコに留学中に訪ねられたサンフランシスコの観光スポットや見どころついてご紹介しています。
はじめに
アメリカの西海岸に位置する、世界で最も人気のある都市の一つ、サンフランシスコ。90年代に放送された人気ドラマ「フルハウス」など、様々なドラマや映画の舞台としても使われてきたので、アメリカに行った事がない人でも一度はその名前を耳にしたことがあるのではないでしょうか?
サンフランシスコは多様性を受け入れる寛容な土地柄から世界中の人々が集うインターナショナルな街として知られ、またアメリカの都市の中では比較的治安が良く、留学先としても非常に人気があります。
今回はそんな魅力いっぱいのサンフランシスコの見どころをいくつか紹介していきます。
サンフランシスコの見どころ【1】ダウンタウン
ダンタウンはサンフランシスコの中心に位置し、観光・交通・ショッピングのすべてにおいて便利な場所です。ホテルやレストラン、オシャレなカフェ、高級ブランド品店やショッピングモールなどがここに集中しています。空港からのアクセスも良いので(電車で30分ほど)、ここでホテルを取るのが一般的です。
ダウンタウンの中心にある「ユニオンスクエア」と呼ばれる広場は市民の憩いの場であり、また観光名所の一つでもあります。年間を通して様々なイベントがここで行われており、冬には巨大なクリスマスツリーと共にアイススケートリンクが設置され、アメリカらしいクリスマスの雰囲気を楽しむことができます。
サンフランシスコの観光名物「ケーブルカー」もこちらで発着しており、ゴールデンゲートブリッジやフィッシャーマンズワーフなど市内の観光スポットを巡るのにはうってつけです。
サンフランシスコの見どころ【2】ゴールデンゲートブリッジ
サンフランシスコのランドマークとして知られ、世界的にも有名なゴールデンゲートブリッジ。1937年に開通したこの橋は全長2737メートル、主塔の高さが水面から227メートルと非常に大きく、サンフランシスコとその北部に位置するマリン群を接続しています。
サンフランシスコは霧が多いため、遠くからでも見えやすいようにと鮮やかな赤色が選ばれたのだそうです。晴れの日にはその赤色と青空のコントラストが美しく、霧がかかった日にはまるで空の上に浮いた吊り橋のような、幻想的な雰囲気を醸し出します。
遠くから眺めるだけではなく、自分で実際に橋を渡ってみることもオススメします。車はもちろん、自転車や徒歩で渡る人も大勢いて、橋からはサンフランシスコ湾と市内一帯を一望することができます。
サンフランシスコの見どころ【3】フィッシャーマンズワーフ/アルカトラズ島
サンフランシスコ北部の海岸沿いに位置するフィッシャーマンズワーフ。「漁師の波止場」という意味のネーミング通りかつては漁港として栄えていましたが、現在はエンタメの要素が凝縮された観光名所の一つとなっています。
活気のいい屋台やおしゃれなレストランで地元の海産物を味わうことができ、特にサンフランシスコ名物の「クラムチャウダー」はオススメです。
そのほか水族館や博物館、たくさんのお土産ショップが立ち並んでおり、丸1日いても飽きることはありません。またユニークで可愛い建物やモニュメントがたくさんあり、路上で大道芸が行われていたりして、しばし「サンフランシスコのディズニーランド」とも称されています。ショッピングに疲れて一休みしたい時は、桟橋にゴロゴロ寝そべっているアザラシたちを見ながら癒されましょう。
フィッシャーマンズワーフに来たら是非ついでに「アルカトラズ島」にも行ってみてください。フィッシャーマンズワーフから30分おきにフェリーが出ており、約15分で島まで行くことができます。
アルカトラズ島はかつて凶悪犯を収容する刑務所として使用されていて、脱獄不可能と恐れられた監獄島でした。現在ではその刑務所が観光名所の一つとなっており、オーディオガイド(日本語あり)を聞きながら所内を巡ることができます。
サンフランシスコの見どころ【4】シリコンバレー
サンフランシスコの枠にとらわれない寛容で自由な土地柄は、GoogleやAppleを始めとする世界的IT企業を生み出すベースともなりました。そのようなIT企業が集中する「シリコンバレー」は、サンフランシスコの南に位置するマウンテンビュー、サニーベール、サンタクララ、サンノゼなどのエリアの総称です。サンフランシスコからシリコンバレーを訪れる際は、「カルトレイン」と呼ばれる通勤列車を利用するのが一般的です。
Googleの本社はカルトレインのサンアントニオ駅からバスで約10分のところにあります。社員の紹介がなければ建物の中に入ることはできませんが、実は敷地内には誰でも入ることができます。敷地内はまるでアメリカの大学のキャンパスのように広く、そのため社員はみな乗り捨て型の自転車に乗って移動しています。その他にはオシャレなカフェや、アンドロイドのマスコット「ドロイド君」のオブジェがあったりと、まさにGoogleらしい自由で遊び心のあるキャンパスといった感じです。
アップルの新本社「Apple Park」はシリコンバレーのクバチーノと呼ばれる地域にあり、今年4月にグランドオープンされたばかりです。円錐型のメイン社屋はしばし「スペースシップ」とも称され、革新的なアップル製品のデザインを彷彿とさせます。その他には新製品の発表イベントなどで使用される予定の「スティーブ・ジョブズ・シアター」や、一般向けのビジターセンター、アップルストアなどがあり、まさに見応えたっぷりのキャンパスとなっています。
まとめ
いかがでしたか。歴史ある有名な観光スポットから最先端のIT企業まで、サンフランシスコには見どころがたくさんあります。そして、今回紹介しきれなかった面白い場所もまだまだたくさんあります。そんな魅力たっぷりのこの街を、今度はあなた自身で探索してみて下さい。