英語を学ぶにあたり色々と私が気付かされた事

イギリス体験談3回目英語学習での気づき

イギリス留学体験談、エミさんの3回目の体験談です。ブライトンの語学学校へ通われていたエミさん。イギリスで英語力を上げていくためにいろいろご苦労があったようですが、試行錯誤されてうまく英語力アップに結び付けることができました。その試行錯誤した英語力アップのためのヒントをご紹介してもらっています。

私は1年間程イギリスに語学留学しておりました。

今では英語での日常会話はもちろん、海外での生活をする上で支障の無い英語力を保って暮らしていますが、当時イギリスにいた頃は英語の伸びにすごく悩まされました。

今から留学をするどの方もこの壁には必ず突き当たると思います。

イギリスの学生ビザを発給して貰うためには、中級程度(B1)の英語の実力が必須でしたので、自身の英語レベルを上げるために英検やTOEICの勉強、英会話教室に通ったりするなどし、イギリスに旅立つ前には英検2級を取得、「英語のベーシックは叩き込んだし、現地に行けばあっという間に3ヶ月後にはペラペラになっているはずだ」と思っていました。今思えばただのアホですね。

イギリスで英語学習のために留学するビザ(最長11ヵ月滞在可能)を取得するには2018年7月現在では英語能力の証明は必要なくなっています。

そんな私が、語学留学をしていた際に英語を学ぶ上で色々と気付かされた事、痛感した事、大切だと思った事等を今回はみなさんに共有していきたいと思います。

その1:読み書きだけでは英語は伸びない!

読み書きだけでは英語は伸びません

さて、英検2級を取得して少しいい気になっていた私ですが、実際イギリスで生活してみると、現地人の話している内容があまり聞き取れなかったり、伝えたい言葉ががすぐに出てこなかったり。すごく落ち込んでしまいましたが、最初の1ヶ月は「イギリス人の発音に慣れていないだけだ!そのうち慣れてくるだろう。」と、自分に言い聞かせていました。

最初のスタート時点では、さほど英語に差のなかった他のクラスメート達が数ヶ月後には私が理解できなかった先生の発言した内容を理解していたり、ディベートでよく発言するようになったりと相手の変化が目に見えるようになり、月日が経つに連れて落ち込みが焦りに変わり、そして苛立ちに変わりました。

勉強してるし、宿題も毎日してる、テストでは毎回良い点なのになぜ自分の英語は全く伸びていないんだろう?

その答えは、読み書きだけで満足してしまい、聞く、喋るという実践を十分に行なっていなかったからでした。

実践の重要性に気付かされた私は以下を実践。
(詳しいことは次回改めてお話ししたいと思います)

  • ①とりあえず誰とでもよく喋る
  • ②ドラマのセリフをシャドーイング
  • ③ラジオ番組をよく聞く
  • ④英語で独り言を話し、録音する

すると、最初は中々出てこなかった言葉も、活用する機会を増やす事で徐々に出てくるようになり、自分の英語にも少しづつ自信を持てるようになりました。

その2:間違いや失敗を恐るな!

自分の英語にも自信を持ち始めた私ですが、英語の文法、単語や発音を気にするあまり、頭で先に完璧な英語を作って発言したり、間違った発音を正すためだけに同じ言葉を何回も言い直したりする癖がつき拭えず苦労しました笑。

よく担任の先生や友達から「なんで同じようなこと何回も言い直すの?完璧に喋ろうとしなくてもいいのに。」って言われてましたね。間違った英語で喋るのが恥ずかしいという気持ちが完璧を求ていました。

そんなある日、私より1つ下のレベルにいた友達がごちゃ混ぜ文法なんて気にせずスラスラと喋るのをみて「私このままじゃだめだ!彼女を見習おう!」と思い(←単純)、とりあえず頭の中で文章を作らずに言いたい事を伝えるようにしました。これは中々ムズカしたかったですが、やっていくうちに、言語を習得するにあたり必要なのは完璧さなのではなく、間違いや失敗を繰り返しながら学ぶ積み重ねが大事なのだということに気付かされました。

また、大して誰も私の間違った発音や単語、文法ミスなど気にしていないと言うことに驚かされました。それまでただの自意識過剰だったわけです。

その3:現地イギリス人の友達を見つけるべし

語学留学という事もあり、学校のクラスメートは全員英語を母国語としない外国人。

お互いに不完全な英語でも、会話のやり取りに支障は出ないが、文法的、ボキャブラリー的に不完全な英語だけを使って留学生活を満足しているのはよろしくないと思った私は、現地人の友達を見つけるべく、他人に話しかけまくる、パーティーに積極的に参加するなどして友達の輪を広めていきました。

例えば、山口弁を話す人から大阪弁を学ぶなんて事しませんよね。それと一緒で、その土地の言葉を学ぶにはその土地の人とコミュニケーションを取るのが1番手っ取り早い方法なのです。

その甲斐あって、語学留学中盤頃にはイギリス人の友達がたくさんでき、学校以外のネットワークが増え、学校にいるだけでは体験できない色々なアクティビティにも参加できたりしました。

また、イギリス人の暮らしや、経済状況、文化など、英語以外にも現地の人と仲良くなれたからこそ学べた事も沢山ありました。

以上、英語を学ぶにあたり色々と私が気付かされた事のお話しでした。

いかがでしたか?結局、3ヶ月経ってもペラペラにはならずむしろ挫折しそうになっていた私ですが、友達に励まされ、努力し、語学留学をおえる頃にはペラペラではないですが、当時の自分で満足できる程度の英語力を身につけることができました。

エミさんからもご紹介していただいていましたが、「とにかく喋る」という姿勢は本当に大事です。この姿勢があるかないかで後々大きく成果が変わってきます。その為には失敗を恐れないこと、正確性にとらわれないことだと思います。間違ってもいいんです。どんどん喋って行きながら、その中で次はこの間違えをこう直して話そうという心構えが大切です。

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