イギリス留学中の英語の学習方法について
イギリス留学体験談、エミさんの4回目の体験談です。ブライトンの語学学校へ通われていたエミさん。イギリス留学中に実際に行った英語学習方法についてご紹介していただいています。学習方法は個々人であうあわないがありますが、一度試してみて合うかどうか確認してみても良いかもしれません。
前回の体験談の際に少しお話しした、私がイギリスへ語学留学していた際に実践していた英語の学習方法について詳しく説明していきたいと思います。
私は留学時、自身の英語の伸びにすごく悩んでいた時期があり「周りは伸びているのに私はなぜ伸びないのか」という焦りや劣等感剥き出しでした。
数ヶ月ほど英語スランプに陥っていた私ですが、学習方法変えただけで英語の伸びが少しずつ実感できるようになり、留学を終える頃には、当時の自分では満足いく程度の語力を習得しました。
今から紹介する英語の学習方法はあくまでも私が実践して効果を実感した学習方法になりますので、必ずしもこの体験談をご覧になっている皆さんに合うわけではないと思っています。でも、試す価値はあると思っています。
①とりあえず誰とでも喋る
私は、バスの中で相席になった人や、ショップの定員さん、気になった人などにに自ら声をかけ、会話をしてみるという事を実践しました。
話す内容はシンプルに天気の話だったり、新しくできたレストランの話だったり、ニュース番組の話題だったり。側から見るとちょっと怪しい喋りたがりの留学生って感じですよね(笑)
他人と話をする事で自身の英語の伸びを直に実感できるし、色々な人の喋る言葉を生で聞く事で相手の相槌、言葉の言い回し方を吸収し自身のスピーキング・ヒアリングのスキルアップにもなるし、上手くいけばその人との繋がりもできる。まさしく一石二鳥でした。
②ドラマのセリフをシャドーイング
私は海外のドラマや映画が好きなので、よく暇な時間には、英語の聞き取り練習がてらにドラマ鑑賞や映画鑑賞をしていました。もちろん日本語の字幕付きで。
でもある日気づいたんです。字幕だけを見ての英語の聞き流しは全く意味がない事を。
そこで私が実践したのが「英語字幕にして、聞いた英語をシャドーイングする」という事です。
シャドーイングをする事で私が得たのは以下3つ。
- ● 英語の速さになれる
- ● 言っている意味はわからなくても自然に英語が単語単語で頭に浮かぶ
- ● 字幕を喋りながら目で追う事で、リーディグのスキルもついでに上達する
③ラジオ番組をよく聞く
普段の生活で英会話を実践する機会が少ないという場合、映画やドラマとは違うスクリプトのない会話を生で一日中聴けるトーク中心のラジオ番組はまさしく日常会話を上達させるための素晴らしい教材の一つだと私は思います。携帯アプリで各国のラジオ番組を無料で聴けるアプリを使用して、イギリスだけではなく英語圏のラジオ番組なら基本的に色々と聴いてました。
聞いているときもラジオパーソナリティの言葉をシャドーウィングをするようにしていました。
④英語で独り言を話し、録音したものを聞く
会話をしているとよく「pardon?」と相手に聞き直される事がよくあって、私の英語が
どんな風に相手に聞こえているのだろうと気になり、自分の喋っている声を録音し聞くという事を試したのがこの学習方法を始めたきっかけです。
私が実践したのは以下となります。
自分が話したいトピックを選ぶ
↓
自分の考えを独り言で話しながら携帯の音声録音機能で録音する
↓
録音データを自分できいてみて、聞こえづらい箇所や、発音がうまくできていない箇所を見直し再度納得のいくまで「録音して聞く」を繰り返す
録音した自身の声を聞いてみると、自分の耳で聞こえている英語と、実際に相手に聞こえている英語の違いに驚きました。発音の仕方や、アクセントの置き方で全く違う言葉に聞こえたりするので改めて自分が発声している言葉を聞いてみるというのは言語を学ぶ上で大切だなと感じました。
独り言が苦手な人なら、代わりに本を声に出して読んだものを録音し、自分で聞き直すという手段もあります。
以上、私が実践していた英語の学習方法についてでした。
読んで頂くと分かる通り、主にスピーキングやヒアリングに重点を置いているのがわかると思います。
もちろんボキャブラリーを増やす事は言語を学ぶ上でとても重要ではありますが、どんなに文法に強くても、3000語の単語を覚えていてもいざという時に出てこないならせっかく覚えた意味がありません。それを克服するために辿りついたのが上記の学習方法になっております。
留学していると語学学校での授業をその課題だけでは英語力アップの実感がなかなか湧かないという場合も多々あると思います。語学力は簡単には伸びません。そこで学校での授業以外に何かしら自分なりの学習努力が不可欠になります。エミさんのこれらの学習方法は、自分なりの方法として示唆を与えてくれるものだと思います。