ドイツ国内の移動方法と注意点(電車・バス)
ドイツの空港(フランクフルトやミュンヘンなど)に到着し、入国審査も無事通過したら、荷物を背負って携帯をつないでネット環境を確保したり等々、早速やる事が多いです。しかも、一人でドイツへ来て送迎サービスもない人にとって何よりも空港から目的地までの移動が一番大変なのではと思います。また、空港にお迎えが来られる方にとっても今後大事になるのがドイツ国内の移動の仕方になるのではないでしょうか。
ドイツの鉄道では、注意点があります。「チケットにスタンプを押すという」ことをしておかなければいけません。その方法にはどうすればよいか、以下でチェックしてください。
ドイツの空港からの移動
まずドイツへ最初に到着した空港からの移動ですがその空港が駅から直通なのか、それとも駅と直通ではなく空港到着後バスで駅まで移動しなければならないのか、に分かれます。
例えばミュンヘン空港到着ならそのまま電車で移動出来ますが、ベルリン・テーゲル空港なら一度バスで移動しなければなりません。
チケットの購入
チケットについてですが券売機で目的地までの切符を買うか、大都市だと範囲(ゾーン)が決められていてそのゾーン内なら自由に移動できる切符などもあります。
券売機もドイツ語だけでなく英語やイタリア語など多言語での対応がされている場合が多く英語にして買われる観光客が多くいます。
ベルリン市内のバスではバスに乗車後、運転手に言ってその場で購入したりバスの中に券売機がある場合もあります。
ドイツの電車
まずドイツの列車はICEやEC、RE、RBといった電車が存在します。他にもいくつかありますがこれらは各都市を結ぶ主な電車になります。
特にICEやECなどは他の隣接するヨーロッパの国への移動も可能な特急列車(高速鉄道)になります。
またベルリンやミュンヘンなどの大都市にはS-BahnやU-Bahn(地下鉄)といった電車が走っています。
ドイツの電車を利用する際の注意点
こういった電車に乗る時に注意して欲しいことは何と言ってもチケットの管理です。
ドイツでは日本のように改札がなく自由に駅に入り列車に乗ることが出来ます。しかし先ほど説明したICEやRBなどの長距離列車では必ず駅員がチケットのチェックに来ます。
その時に駅員から買うことも可能ですが手間がかかりますし、どうせ料金は支払わなければならないので乗車前に買うことを強くお勧めします。
何より問題が起こるのはS-BahnやU-Bahnに乗るときです。
これらの列車ではたまにしか駅員がチケットのチェックに来ません。しかし、万が一駅員が拝見に来たときにチケットがなければ罰金があり、外国人だとパスポートの番号なども控えられることになります。
これだけだとチケットをしっかり買えば問題無いのですが、多くの方が知らない点がそのチケットにスタンプを押さなければそのチケットは意味をなさないということです。
チケットを券売機で買うとその券売機の隣にスタンプを押す機械があります。そこでスタンプを押して初めてそのチケットは有効になるのです。
ただし片道切符を買うとスタンプを押してから2時間が有効期限なのでそれまでに目的地に到着してください。2時間以内だと途中で下車して寄り道しても大丈夫です。
1日楽しみたい方は1日乗車券を買ってスタンプを押してください。それでスタンプを押してから一日楽しむことができます。
なお、長距離の場合はスタンプの必要はありません。