留学やワーホリに準備して持参する持ち物
留学やワーキングホリデーで行き先が決まり、学校の手続きもOKとなったら、留学の出発まで様々な準備をしなければなりません。
その中の一つが持ち物準備です。
それぞれの国によって持っていく物も異なる場合がありますが、どの国にも共通して準備しておくべきものがあったりします。ここでは留学やワーホリに向けて国を問わず日本から準備して持っていくべきものをご紹介していきたいと思います。
①パスポート
これは絶対ですね。どの国に留学しようがワーキングホリデーに行こうが、パスポートは欠かせません。
パスポートを取得手続きには戸籍謄本が必要で、戸籍が現住所とは異なる場合取り寄せする必要も出てきます。そういった時間も見ておく必要がありますので、留学やワーホリに出ると決めた段階からパスポートだけは取得する手続きを始めておきましょう。
学校の手続きにもパスポートを求められる場合もありますので、早めに取得しておくのに損はありません。
パスポート更新は有効期限の1年前を過ぎてから手続きができますので、特に長期で留学やワーホリを検討されている場合は、1年前を過ぎた時点でパスポートの更新をするようにしておきましょう。
②航空券
航空券も必ず必要です。これが無ければ留学先やワーホリ先に渡航できません。
航空券は国によって、長期であれば片道航空券でOKであったりもするので、その点は事前に確認しておきましょう。ただ、基本的には往復で購入し復路便の変更ができるタイプのものをお勧めします。
短期留学の場合は、片道航空券では難しいので、はじめから往復で購入しましょう。
③海外旅行保険
海外旅行保険(留学保険とも呼ばれる)も留学やワーキングホリデーをする方にとっては必須です。
海外では予期せぬことが起こります。病気やケガもそうですし、盗難や事件に巻き込まれるといったこともあり得ます。その何かあった時に無保険状態では、補償されませんし、場合によっては自己負担で全てをカバーしなければならないこともあり得ます。
海外ではトラブルはつきものと自覚をもって、何かあった時に対処できるよう海外保険は加入しておくようにしましょう。
海外保険もネットで販売される商品も増え、ひと昔前に比べてお安い商品も多くなっています。1年間で15万円前後でもあったりもします(ひと昔前は1年で20万円台が普通だった)ので、海外保険には必ず加入しておきましょう。
④スーツケース
海外へ渡航するのにスーツケースも欠かせません。スーツケースに荷物を詰めて渡航するようになりますので、大きめのスーツケースも準備しておきましょう。
スーツケースは購入するもよし、レンタルするもよしです。渡航する期間に合わせてスーツケースのサイズを検討しても良いかもしれません。
⑤ビザ書類
ワーキングホリデーや長期留学の場合は事前にビザ申請する場合も多いです。その場合、留学先の国の入国時にビザ書類をチェックされます。その場合に備えて、ビザ申請時に付与されたビザ関連の書類は必ず携帯して持参するようにする必要があります。
紙に印刷して用意する場合もありますので、事前にしっかり準備しておきましょう。
また留学の場合だと、入学する先の学校の確認書類も求められるケースもありますので、こちらも事前に印刷するなどして携帯できるよう準備を進めておきましょう。
⑥スマホ
日本で利用しているスマホを留学先の現地でも利用するように予定している場合は、日本で使用しているスマホのSIMロックを解除してSIMフリー状態にしておきましょう。
その後現地で利用できるSIMカードを事前に購入するか、事前に日本で購入して渡航するかでSIMカードを入手して、留学先でも日本で使用しているスマホを利用できるようにします。
また最近では、入国管理をスマホのアプリで行っている国も多くなってきているので、スマホは今後必須アイテムになってくると思われます。
⑦筆記用具
留学で学校に通う、ワーホリで最初は学校に通うという場合は、筆記用具も必要です。現地購入もできますが、留学先の入国時に入国書類を書いたりと学校以外の場所でも役立ちますので、筆記用具は用意しておきましょう。
⑧衣類
もちろん衣類は必要ですが、留学先の季節の変化に応じて服装も変えていく必要があるので、必要最低限で準備して、足りないものは現地購入する感覚で準備していくと良いでしょう。
⑨お金
最後にお金です。大金を現金で用意して持参するのは危険ですので止めましょう。現金は必要最低限に留め、残りはクレジットカードやデビットカードなどで対応するように準備していきましょう。
留学に向けたお金の管理方法は別の記事でまとめていますので、そちらをご覧ください。
最後に一言
以上は国を問わず、留学やワーキングホリデーで日本から準備して持参していくべき最低限のものをピックアップしてご紹介しました。
持参物は国によっても異なってきますので、留学する国に応じて持参物を臨機応変に変えていくようにしてください。どこの国でも原則は、「日本から持っていくものは必要最低限で、残りは現地調達する」という点に尽きてくるかと思います。
もちろん、個人的な嗜好によって日本でしか用意できないものを持っていきたいという事もあるかと思いますので、その場合は事前に日本で準備して持参しましょう。