留学やワーホリに向けてパソコンを準備して持参するべき?
留学やワーキングホリデーに向けて最低限準備しておくべき持ち物をご紹介しましたが、その中にノートパソコン(ラップトップ)は含めていません。
数年前までは留学するにしろワーキングホリデーにしろインターネットにつなぐためパソコンは必須でしたが、スマホの普及によりパソコンの重要性は高くなくなりました。このような状況の中で未だにパソコンは持参して持っていくべきものなのか当社の見解をお伝えできればと思います。
パソコンの持参は必ず必要?
ひと昔前まではパソコンを持参して留学やワーキングホリデーに臨むのは当然でした。パソコンが無ければインターネットに接続できず、情報収集できないといったことがあり、留学先に行っても近くのネットカフェを利用したり、学校の共有パソコンを利用しなければネットに接続できないという事が多々ありました。
ですが、この10年間でスマホが普及したことにより、気軽にネット検索もできるようになり、更にスマホがSIMロック解除できるようになったりもして、海外でSIMを購入することで留学先でもネットに簡単にアクセスできる環境が整いました。
そういった中で浮上してきたのがパソコン不要論です。スマホで簡単にネットに接続できるので、わざわざ重たいパソコンを持参してネットにつないでいくのは効率が悪い為です。
確かにノートパソコンは日本からわざわざ持参して行くべきものでは無くなったと言えます。スマホやタブレットで簡単に情報も見れますし、辞書機能もスマホのアプリやウェブサービスを利用することで事足ります。
それでは、どういった場合にパソコン(ラップトップ)を持参して日本から持っていくべきかを考えてみたいと思います。
大学留学の場合
大学に進学する、大学で研究するといった場合には必ずノートパソコンは必要です。
というのも、大学ではライティングの課題が数多く出ます。エッセイはもちろんですし、論文作成にもパソコンは必要です。何かのワークショップやセミナーでプレゼンテーションをすることになった場合にもパソコンは必須です。
大学や大学院に進学したり研究したりすることを目的に留学する場合は、必ずパソコンは持参するようにしますよう。
就労する場合
留学先でアルバイトをしたり、就職活動をしたりする事を目的にされている場合は、レジュメや履歴書を作成する上でパソコンはあった方が良いです。
ワーキングホリデーでも同じことが言えると思います。ワーキングホリデーでも履歴書を作成するのは必須です。その履歴書もパソコンでフォーマットを作り記入していく作業が欠かせませんので、ワーキングホリデーでもパソコンを持参するようにしてみましょう。
場合によっては、スマホやタブレットで何とか頑張って作成できる場合もあるかもしれません。そこはご自身の使いやすさを優先しながら決めていかれると良いかと思います。
現地で仕事を請け負う場合
現在では、ノマドワーカーなど滞在する場所を変えながら海外で仕事をする人も増えています。留学でも留学先で請け負った仕事をしたり、留学先で新たな仕事を請け負ったりする場合もあるかもしれません。
フリーランスの方など現地でもパソコン一つでできる仕事を請け負ったりしている場合は、パソコンは必須になってくると思います。
語学学校では?
語学学校で英語のレッスンを受ける場合は、基本的にパソコンは不要だと思います。スマホやタブレットで事足ります。
ただ、英語試験の対策コース、ビジネス英語コース、大学進学準備コースなど、しっかりとライティングの課題が課せられるレッスンを受講する英語コースの場合はパソコンがあった方が役立つ事が多いです。
また最近は、語学学校の中でもビジネスなどの専門科目も学べるコースも増えてきています。このような純粋に一般英語だけではないコースを受講する予定になっている場合は、パソコンを持参して留学に臨んだ方が無難だと思われます。
スマホやタブレットだけでは中々乗り切れないとは思いますが、そこは若い世代の方ほどそつなくこなせるかもしれません。
パソコンを持参する際の注意
日本からパソコンを持参する場合は、コンセントの差し込みプラグを変えられるよう留学先の国のコンセント型式に合わせたプラグを予め持参するようにしてください。
コンセントの差し込み口の形が異なれば、折角持参したパソコンも使えません。アメリカやカナダは日本と差し込み口が同じ形状なので不要ですが、他の国は日本とは異なるので必ず変換プラグを用意していくようにしましょう。
変圧器ですが、ほとんどのパソコンは240vまで対応していますので、変圧器は不要だと思います。万が一240vまで対応していないパソコンを持参される場合は変圧器も併せて用意するようにしましょう。