オーストラリアでのワーホリ&留学を選んだ理由

オーストラリアワーホリ体験談第4弾

オーストラリアでのワーキングホリデーと留学を体験されたスナフさんの体験談第1弾をお届けします。フィリピン留学を終えてオーストラリアのワーホリと留学を経験されたスナフさん。なぜオーストラリアのワーホリに決めたのか、また更に留学でそのままオーストラリアに滞在することになったのか、その背景をご紹介いただいています。

ワーホリ渡航先で例年1位の人気国がオーストラリアです。私はオーストラリアにワーホリで1年間、その後学生ビザに切り替えて1年間、計2年間の留学生活を過ごしました。この体験談では、なぜオーストラリアを渡航先として選んだかについて、留学を決意した背景からご紹介します。

なぜオーストラリアでのワーホリを選んだのか?

オーストラリアワーホリ体験談第4弾

私のオーストラリア生活が始まったのは、2016年3月からです。ワーホリを決意したのはこの半年以上前に遡ります。

当時27歳で、社会人5年目の時でした。会社での仕事に慣れ、さまざまな部署との人間関係が築けて、自分のペースで過ごせるようになった頃、ふと生涯この会社にいるのかな?と思った時がありました。

不満があったわけではないんですが、ただ、刺激は足りないと感じていて、転職などいろいろ考えていた時に、電車にあった海外旅行の広告から、「海外生活」が閃いて、一気に動きました。思い返せば20歳くらいの時に1度、海外生活に興味を持っていた時期があって、その時は資金も無かったので諦めていたのですが、今ならできると思って、すぐに調べ始めて、会社にもその意向を伝えました。

私は「英語が学びたい」というよりも、「海外生活をしてみたい」がメインだったので、その観点で調べていた時にオーストラリアにすぐたどり着きました。日本人の渡航者・現地生活者も多く安心感があり、治安も日本のようなレベルで、経済的にも良い。さらに、オーストラリア第二の都市メルボルンは当時、世界で最も住みやすい都市5年連続1位に選ばれているとあって、ここにしようと決めました。

留学エージェントに相談しに行くと、オーストラリアはワーホリの定員数に上限が無く、ビザ申請をしたら基本的にすぐ承認されるということを聞き、やはりここしかないと思い、さっそく準備に入りました。

ただ、英語学習がワーホリのメインの目的では無くても、ある程度英語ができなければ生活に難があるということから、英語力にまったくの自信が無かった私は、この前に1ヶ月フィリピン・セブ島留学を経由することを決めます。さらに、海外生活の経験も無かったので、まずはゆっくり現地の雰囲気に慣れる意味を込めて、大都市のメルボルンではなく、ゴールドコーストで1ヶ月語学学校に通いながら、ホームステイをして過ごすことに決めました。

上記のスケジュール通り、フィリピン1ヶ月→ゴールドコースト1ヶ月→メルボルンの流れで生活をしました。

なぜワーホリから学生ビザに切り替え、滞在を延長したのか?

オーストラリアワーホリ体験談第4弾

メルボルンでの生活は想像以上に良いものでした。次第に私はもう少し英語を学んで、もう一歩海外生活を楽しめるステップに行きたいと考えるようになりました。

ご存知の方も多いと思いますが、通常ワーホリビザは最長1年間の滞在を可能としているところ、オーストラリアは季節労働(畑仕事など)を規定の日数こなすと、もう1年間滞在可能となる制度があります。非常に悩みましたが、実は別の国にも行ってみたいという思いから、オーストラリアと同じくらい人気のある「カナダ」へのワーホリ申請をしていました。

カナダは毎年ワーホリの定員数に上限があるので、応募者の中から抽選が実施されて、選ばれた人がワーホリの権利を得るシステムです。私は抽選に当たったので、オーストラリア生活は1年で終えて、カナダ行きを決意していたのですが、ここでトラブルが起こります。

カナダのワーホリ申請は、カナダの移民局サイトに自分のアカウントを作って、そこで手続きをするのですが、ある日その自分のアカウント内にあるデータがすべて削除されていました。ワーホリの申請を許可する書類等もすべて消えていて、このままでは入国できない状態です。

急いで問い合わせ先にメールをしましたが、注意書きされていた通り、すぐに返事は返ってきません。結局1ヶ月待っても、2ヶ月待っても返事が来ず、とは言え1年で帰国するつもりはなかったので、カナダは諦めて、急遽メルボルンでの学生ビザによる滞在延長を決めました。

2年目の滞在に関しては、留学前から決めていたことではないですし、カナダへのワーホリがアクシデントで無理そうだったのでメルボルンにするという、二転三転あっての着地でした。

今回のまとめ

オーストラリアへのワーホリ・留学の前にフィリピン留学があったり、途中カナダのことがあったり、さまざまあった留学生活でしたが、日本に一時帰国することなく2年間過ごしました。メルボルンにこのまま住みたいと思うくらい、自分にとっては良い場所でしたが、まだまだ見たことが無い場所がたくさんあるので、メルボルンを一旦離れ、別の場所に向かうことにしました。

私の周りは留学経験者がとても少なく、留学後の進路含め心配されることもありましたが、留学を決意して本当に良かったと思っています。今ではすっかり日本以外での生活が当たり前になっています。

海外での予想にもしないトラブルはあったりします。カナダの一件は納得いかない部分もありますが、それはそれで仕方なかったりもするので、臨機応変にその後のプランをうまく調整されたのは良かったと思います。オーストラリアでのワーホリと留学についてどういった体験をされたのか気になりますね。

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