フィリピン・セブ島留学を選んだ理由

フィリピン体験談1回目その1

フィリピンの留学体験談第1弾、Snuf05さんの体験談をお届けします。初回は、フィリピンで英語を学ぶ理由について語っていただいています。日本から近くて安く行ける留学先としてフィリピンも定着したところがありますが、今回はSnuf05さんがフィリピンへ留学した理由を語っていただいています。

 

今となっては留学渡航先の定番のひとつと言っても過言ではない、「フィリピン・セブ島」に留学した時の体験談をご紹介させていただきます。

なぜフィリピン・セブ島での留学を選んだのか?

フィリピンへ留学した理由ポイント
↑セブ島のビーチ

セブ島に留学をしたのは、私が27歳の時。2016年1月中旬~2月中旬の1ヶ月間のことでした。実はこの留学の後にオーストラリアへのワーホリが待っていて、オーストラリアに行く前の語学力アップのためにセブ島留学を経由しました。

渡航の半年ほど前から、留学エージェントを通して留学の相談~準備をスタートさせたのですが、エージェントの担当の方からヒアリングを受けている中で、「現在英語力はどの程度でしょうか。」という項目がありました。

私は専門学校卒で、専門へは推薦入学だったこと、もっと言うと高校も推薦入学だったので、入試のタイミングで行われる総復習の勉強を経験してきませんでした。

学生時代の英語は得意でも苦手でも無い、なんとも冴えないレベル。英検やTOEICの受講もしたことが無いので、自分の英語力を問われた時にどう回答すれば良いのか、正直よくわかりませんでした。ただ、10年近く英語の勉強から離れていて、その当時留学に向けて英語の勉強をしていたわけでもなかったので、相当レベルが低いだろうと想定しており、ここに書いた通りのありのままを説明しました。

エージェントの方の反応は、「留学までに自分で英語を勉強できれば話は別ですが、現在の状況で留学生活をスタートしても、語学学校の授業についていけなくてかなり苦労すると思います。」というものでした。内心、みんなそういう感じで留学生活がスタートするんじゃないの?そのための語学学校なのでは?と考えていたことが、この時とても甘い考えだったことを知らされました。

そして、それと同時に提案をいただいたのが「セブ島留学」でした。その当時の私はセブ島留学の存在すら知らなかったので、まったく想定外の話に最初は少々困惑しましたが、オーストラリアの語学学校よりも授業時間が長いこと、マンツーマンの授業を通して、自分のペースで基礎的な英語力を取り戻すのに最適な環境であると理解しました。(しかも留学費用が安い)

仕事が忙しい時で出張も多い身だったので、とても自主的に勉強できるとは思えず、オーストラリアの語学学校の教室で、なにを言っているかわからない環境でぽつんとしている自分を想像して、この提案を受けることに決めました。なんの根拠もなく、オーストラリアでざっくり3ヶ月くらい語学学校に通おうかなと思っていた期間を1ヶ月に短縮して、オーストラリアに行く前にセブ島留学を1ヶ月挟むことで落ち着きました。

セブ島留学した感想

学校の寮
↑学校の寮

一言で言うと、非常に良かったです。私はセブ島留学に行くべきであったと思っています。その理由は主に2つあったと思っていて、1つ目は環境です。私はセブ島留学は英語の修行だと思って、決められた日しか外出できない学校で、学校の徒歩圏内に遊べる施設が無いところを選びました。これによって、特に平日は英語を勉強するしかやることが無いので、自然と勉強に専念することができました。

2つ目は新しい出会いです。運にも恵まれていたと思いますが、私が語学学校に入学するタイミングで、日本人がほかに6人いました。年齢はバラバラで、私が真ん中くらいでした。見ず知らずの男女7人で、部屋も授業もかぶらなかったですが、不思議と休憩中や食事の時間は一緒に過ごしていて、年齢を気にせずまるで学生時代の部活の合宿に来たような気持ちになりました。

その後私はオーストラリアに行って、現在はドイツに滞在しているので、セブ島で別れたきり会っていませんが、今でもたまに連絡は取りあっています。SNSで近況が見れるので、それも良い刺激になっています。帰国した時は同窓会を開くつもりです。たった1ヶ月間だけ一緒に過ごしただけですが、27歳で戦友のような友達が一気に6人も出来ることは想定していませんでした。貴重な財産になったと思っています。

また、私が留学した時期はフィリピンがベストシーズンだったことも良かったです。毎日天気が良くて、晴れやかな気持ちで留学生活を過ごすことができました。正直、渡航前はフィリピンの治安面と衛生面が信用ならなくて、何度かやっぱり行くのやめようかな...と思ったこともありました。日本でも古いトイレとか使いたくないと思ってしまう人間なので、きっと無理と思いつつ、これも経験と思ってなんとか意思を変えずに渡航しました。でも意外なことに、期待せずに行くとなんてことなく、思っていた通りとすぐに適応できました。仲の良い友達数人は何度か体調を崩していましたが、私はトラブル無く留学生活を終えました。

しかしセブ島最終日の夜、オーストラリアへの移動を控えた出国前夜、思いっきりお腹を下して苦しみました。原因は不明です。これでやっぱり衛生面が怖いと思いましたが、最終日で良かったと思っています。

いかがでしたでしょうか。日本から近く費用を抑えることができるフィリピンは、英語漬けでしっかり勉強できる環境が整っています。欧米諸国への留学にむけまずはしっかり英語力をアップさせたい方にも適している留学先です。

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