ハンブルクへの留学
Hamburg
ドイツ北西部の港湾都市ハンブルクは、大都市でありながらも水と自然が融合した住みやすい街です。人口約180万人の都市でドイツでは、ベルリンに次ぐ第2位の都市でもあります。
港湾都市なので、ハンブルクからイギリスや北欧などにフェリーも出ていて気軽にヨーロッパの船旅もできる便利な街です。
そんなハンブルクの留学について、ハンブルクの基本情報も併せながらご紹介でしていきます。
ハンブルクの場所
ハンブルクのドイツ国内での位置ですが、北西部に位置しています。港町ですが川の河口で少し入り込んだ場所にあるため、港町っぽくない水の都というイメージがピッタリの街です。人口も多いためハンブルク特別市という市単体での行政的な区分にされています。
市街地から電車で30分程の郊外に空港があり、日本からハンブルクへは直行便はありませんが、フランクフルト乗継でハンブルクへアクセスできます。
ハンブルクで学ぶメリット
ハンブルクは留学先としてベルリンやミュンヘンほどメジャーでは無いですが、それでもハンブルクで勉強することでどういったメリットがあるか考えてみたいと思います。
日本人が少ない
ハンブルクにはドイツ語を学べる語学学校がわずかしかありません。また留学先としてもそこまで人気のある留学先ではないので、日本人の少なさを重視しドイツ語環境にしっかり浸ることができます。
北欧や西ヨーロッパが近い
ドイツの北側でちょうど真ん中あたりにあり、オランダなどの西ヨーロッパ、特にデンマークの国境にも近いので北欧にも行きやすい場所です。ドイツ留学の合間に北欧などへの旅行など計画している場合には便利な場所となっています。
なんと言っても水の都
ドイツで海沿いの場所に留学したいという場合にはハンブルクはピッタリではないでしょうか。ドイツは海に面している場所が少ないため、ドイツに留学となると内陸の街がほとんどです。その反面、ハンブルクは直接海に面しているとは言えませんが、ラべ川の河口の街で運河も豊富にあり海にも近いのでドイツで海を近くに感じながら勉強できます。
ハンブルク留学の費用
ハンブルクでドイツ語を学べる語学学校は残念ながら1校のみで、DIDドイチュインスティテュートでドイツ語を学ぶことができます。
1ヵ月ハンブルクのこの学校でドイツ語を勉強してホームステイした場合、留学の費用として航空券込みで41万円前後~が相場感です。1年間だと、約265万円前後~となります。もちろん、コース・レッスン時間・滞在先のタイプにより料金は異なってきます。
(※1ドル=120円計算、航空券は東京発フランクフルト経由便で往復16万円で想定した場合)
ハンブルクの物価
ハンブルクの物価の感覚として相場の一例をピックアップしてみました。あくまで参考値です。
ハンブルクは都会ではありますが、比較的食費や生活費は他の大都市と比べてお安くなっています。(ヨーロッパの大都市平均€15前後)。家賃もヨーロッパの他の大都市と比べるとそこまで高くはないと言えるかもしれません。
- 大衆店での食事:€10(約1,200円)
- マクドナルドのセット:€8.00(約960円)
- 牛乳1リットル:€0.87(約104円)
- 卵12個パック:€2.44(約293円)
- 500㎖のビール:€0.90(約108円)
- 水1.5ℓ:€0.54(約65円)
- 郊外の1人部屋1ヵ月家賃:€667(約80,000円)
- 市内の1人部屋1ヵ月家賃:€910(約109,000円)
ハンブルクの語学学校
ハンブルクにはドイツ語の語学学校は現時点で1校のみに通う事ができます。
ハンブルクの代表的な語学学校
ハンブルクの基本情報
人口 | 約180万人 |
---|---|
都市圏 | 約510万人 |
日本との時差 | -7時間(3月⇒10月) -8時間(10月⇒3月) |
最高気温(平均) | 22℃(7月/8月) |
最低気温(平均) | -1℃(1月/2月) |
最寄りの国際空港 | ハンブルク空港(HAM) |