マルタ留学の費用相場と内訳

マルタ留学費用の概算

マルタへ語学留学する場合のおおまかな概算費用を期間別にご紹介します。大体の目安としてご参考にしてください。不定期ではありますが学校の割引などを利用すれば、以下の概算より安くなる可能性もあります。

マルタへ語学留学する場合の費用の目安は、1ヶ月で約48〜86万円です。

学校関連の費用の他に滞在にまつわる費用など、様々な費用が発生します。上記概算費用に含めている費用項目は次の通りです。

1ヵ月間の費用概算

1ヵ月間のマルタ留学に必要となる費用です。

マルタ留学では多くの学校で学生寮を滞在先として選ぶことができます。

学生寮も個室～4人部屋まで幅広くお部屋のタイプも選べますので、相部屋の方が滞在費もお安くなってきます。

授業料も比較的お安いうえに、学生寮の相部屋にすることで留学費用のお安く抑えることができます。同じヨーロッパのイギリスやアイルランドでは安くても1ヵ月40万円台になってくることを考えると、マルタは30万円台で留学しようと思えばできる学校もあるので、お得な留学先と言えることができます。

1ヵ月間の費用の内訳の目安を以下に記載しますので、参考程度にしてください。

3ヵ月間の費用概算

3ヵ月間のマルタ留学に必要となる費用です。

1ヵ月のパターンと同じく、学生寮の相部屋を選んでいくことで安くて70万円台から留学することができます。

3ヵ月は学生ビザが不要な期間ギリギリなので、3ヵ月でマルタ留学が終わればビザの申請料金を別途負担する必要はありません。

マルタ留学で注意が必要なのは、夏のサマーチャージが授業料と滞在費に掛る点です。しかも学校によっては3月や4月からこのサマーチャージが必要になる学校もあります。サマーチャージが掛る期間に留学すると余計に留学費用がかさむことになりますので、留学する期間にも注意してください。

半年6ヵ月間の費用概算

半年間マルタ留学に必要となる費用です。

6ヵ月間マルタに留学するようになりますと、どうしても半年期間の一部にサマーチャージがかかってくるようになります。

また、学生ビザの申請も現地で必要となりますので、ビザ申請料金の負担も発生します。

このサマーチャージ分とビザ申請料金はここでご紹介している留学費用に含めていませんので、追加で幾らか必要になってきます。

1年間の費用概算

１年間マルタ留学に必要となる費用です。

1年間の留学で最低でも260万円レベルで留学できる国はなかなかありません。もちろん滞在先も相部屋という条件ではありますが、他の英語圏の国で1年間留学しようと思えば最低でも350万円程度は必要になってきます。

1年間留学する場合はどのような内訳になるのか、目安を以下にご紹介します。

マルタ留学にかかる費用の内訳

マルタ留学で発生する費用について、項目別にご紹介します。

学費

マルタ留学の学費は、学校や選択するコース、学習期間によって異なります。目安としては、1ヶ月あたり13～25万円、1年間で105～210万程度必要です。

滞在費

マルタでの滞在費には、住居費、食費、交通費、その他の日常生活費が含まれるため、生活スタイルによって大きく変動します。特に差が出るのは食費で、自炊メインか外食メインかによって大きく異なります。

渡航費

マルタへの渡航費は、航空券代や海外留学保険、パスポート取得費用などが含まれます。航空券代の目安は20～30万程度ですが、シーズンによって変動するので事前チェックが重要です。

ビザ申請費

マルタに90日以上滞在する場合は、ビザ申請が必要になります。ビザ申請費は日本円で1.5万円程度です。変更される可能性もあるので随時確認してください。

その他費用

学校への送金手数料やインターネット接続費など、その他の費用も考慮が必要です。費用は選択する学校やプログラム、生活スタイルなどによって異なります。

マルタ留学の費用を抑える方法

マルタ留学では、さまざまな費用が発生します。費用をなるべく安く抑えたい方に向けて、節約方法をご紹介します。

サマーシーズンを避ける

マルタはリゾート地ということもあり、夏はほとんどの学校で授業料と滞在費に追加料が課されます。語学学校の中には、追加料加算時期を5月～10月までと長めに設定している学校もあります。

また、夏は旅行者が増えるため渡航費も高くなりやすいです。夏の時期を避けることで、追加料の発生もなく安くマルタ留学ができます。

相部屋の学生寮に滞在する

マルタ留学での居住費は滞在先によって大きく異なるため、安く抑えたいなら学生寮を選ぶことをおすすめします。寮の部屋は3名以上での相部屋を選ぶと、さらに安くなります。また、アパートに滞在する場合も、共同部屋を選べば費用を抑えられます。

これらの施設は設備が古くなっている可能性もありますが、安さを重視したい場合には相部屋を検討してみてください。

自炊で食費を節約する

外食中心の食生活をすると食費がかさむため、自炊を積極的に取り入れると食費を抑えられます。スーパーマーケットでマルタ産の食材を購入すれば、節約しながら自炊生活を楽しめます。

一方でマルタは地中海料理が有名な国でもあるので、自炊のみにこだわらず外食も適度に楽しみましょう。

留学期間を見直す

マルタへの留学期間を見直して適切な期間を設定することで、大幅に予算を抑えられる場合があります。

例えば、期間が短すぎて英語力が十分に伸びなかった、逆に期間が長すぎて日々の生活が単調になってしまったといったように、実際に留学をしてから期間設定に後悔することもあります。

そのため、自分が留学をしたい目的や、留学でどのような経験を得たいのかを明確にし、それに基づいた必要な留学期間を再設定してみてください。

学習コースを見直す

マルタの語学学校の学費は、選択する学校や学習コースによって異なります。比較的授業料が安い学校を選べば、全体的な留学費用を抑えられます。

また、語学学校では通常は週に約20コマの授業が設定されていますが、一部の学校では約10〜15コマに授業数を抑えたライトコースが提供されています。

授業のコマ数は学費に影響するため、費用をさらに抑えるにはこのようなライトコースも検討すると良いでしょう。ただし、授業数を減らすと学習時間が減少し、授業以外の時間が増える点も考慮しなくてはなりません。

減らした学習時間を自習で補い、授業外の時間をどのように活用するか考える必要があります。外出の機会が多くなると生活費が増える可能性もあるため、過ごし方を決めることが重要です。

マルタ留学にかかる費用まとめ

マルタ留学を検討している方に向けて、マルタ留学に必要な費用について解説しました。

マルタは、美しい地中海や街並みが広がる温暖なリゾート地です。ヨーロッパ圏を中心に多国籍な留学生が集まる留学先のため、アジア人が少なく、インターナショナルな雰囲気の中で英語に染まることができます。

マルタ留学を計画する際には、今回解説した費用もご参考に、事前に想定予算を決めて準備を進めていきましょう。

マルタへの留学に関する詳しいご相談や見積もりは、お気軽に「お問い合わせ」または「お見積り」よりご連絡ください。