オーストラリアの学生ビザとワーホリビザで入国した場合申請料が返金されます
2022年1月19日よりオーストラリアに学生ビザまたはワーキングホリデービザで入国された場合、ビザ申請料の返金措置が行われることになりました。
学生ビザとワーホリビザが対象
オーストラリアでは、労働力不足を解消するため、学生ビザまたはワーキングホリデービザでオーストラリアに入国した方に対して、ビザ申請料(学生ビザ$630、ワーホリビザ$495)が返金されます。
2022年1月19日からの措置で、学生ビザの方は今後8週間のうちにオーストラリアに入国された方が対象。ワーキングホリデービザで入国された方は、今後12週間のうちにオーストラリアへ入国された方が対象となっています。
対象者数は175,000人までが上限となっています。
背景には労働力不足
オーストラリアは新型コロナにより厳しい入国制限を行ってきていましたが、2021年12月からニューサウスウェールズ州とビクトリア州でワクチン接種者を対象に海外からの入国を認めています。また、それ以前にもロックダウンの解除等を行い急速に社会活動が再開し、国内需要が旺盛になってきています。
さらにオミクロン株の感染力によって、陽性者数も増え隔離措置の対象になる人も増えてきており、労働者が不足し社会活動が滞る事態にも直面しています。
オーストラリアに海外からの留学生やワーホリメーカーに再び戻ってきて欲しいという面もあり、ビザの申請料を免除することで労働力不足をできるだけ解消しようとしています。(オーストラリアでは学生ビザでも就労可能です)
1月22日からはクィーンズランド州でも海外から隔離なしでの受入を再開する予定になっています。それに合わせてか今回ビザ申請料を返金することで、学生ビザやワーホリビザの申請を促し、海外からの労働力も増えていくのではないかと予想されます。