EC語学学校のこれからの再編計画(2021)

ほぼ全ての英語圏で学校を展開しているマルタ拠点のEC語学学校が、2021年における今後の計画について新たに発表されました。

新型コロナウイルスの影響を大きく受けている留学業界ですが、これまで飛ぶ鳥を落とす勢いで世界的な展開を進めてきたECにも例外ではなかったようです。

ECの学校再編

ECはマルタから始まり南アフリカ・イギリスと学校を世界的に拡大しアメリカ・カナダ・アイルランドのマーケットへも進出しほぼ全ての学校で成功を収めています。2018年にはエンバシーという語学学校からオーストラリアとニュージーランドの学校を買収し、全てのメジャーな英語圏の国への展開を果たしました。

2020年から始まった新型コロナウイルスの影響により世界の語学学校業界も撤退や再編を余儀なくされています。その中でこの度ECでは、「オークランド(ニュージーランド)・オーストラリア全校・オックスフォード(イギリス)・マイアミ(アメリカ)・ワシントンDC(アメリカ)の学校を閉鎖する」という発表が行われました。

アメリカ・カナダ・イギリスなどは自己隔離という行動制限があるものの国境は開いていますので存続の判断ができたと思いますが(一部学校は閉鎖してしまいますが)、オーストラリアとニュージーランドについては国境自体が閉ざされているため回復の余地を見出せなかったのではないかと思われます。

その他の学校、30+校、及びジュニア向けのプログラムは今後も今まで通り運営を続けていくという方針です。

運営しているECの学校は、対面授業を再開している学校もればまだ再開していない学校もあります。それぞれの国や州の方針によって対面授業再開時期も異なりますので、ECへ留学を希望される際はしっかりチェックしておきましょう。

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オンラインプログラムの強化

このような縮小の決断の一方で、業界の中でも一早く手掛けてきたオンライン留学については今後も投資をして強化を図っていく予定とのことです。

ECのオンライン留学は、オンライン英会話と異なり英語教師とのレッスンはもちろんの事、他の国の生徒とも一緒になって授業が受けられ交流も持てるオンラインプログラムとなっています。時差も考慮されているので、日本にいながらも時間を気にせずに受講することもできます。

またVRを活用したバーチャルリアリティで留学するプログラムも開発しており、ECはバーチャル領域にも力を注いでいます。

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